早見あかりの初主演舞台!「夢の劇-ドリーム・プレイ-」上演決定
早見あかり、田中圭、森山開次(撮影:石塚定人)、長塚圭史、白井晃
「桜姫」「マクベス」に続き、白井晃と長塚圭史がタッグを組む!
2016年4月12日(火)~30日(土)まで、KAAT神奈川芸術劇場にて、さらに5月4、5日(水、木)にまつもと市民芸術館 実験劇場にて、5月14、15日(土、日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて「夢の劇-ドリーム・プレイー」が上演される。
本作は、日本では「令嬢ジュリー」「父」「死の舞踏」などの作品で知られ、「ペール・ギュント」のイプセンと共に近代演劇の先駆者と呼ばれるヨハン・アウグスト・ストリンドベリ原作の舞台。ストリンドベリが52歳のときに書かれたこの作品は、映画「ベルリン・天使の詩」のイメージになったといわれている。
バラモン教の神インドラの娘アグネスが、第三の世界=地球へ降り立ち、そこで様々な人々に出会い、それぞれの暮らしを経験して、再び天空=神の世界に戻っていく過程を描く物語。
もともと本作は上演を目的に書かれた戯曲ではなく、さらに精神世界の迷宮のような混沌とした内容もあり、世界でも上演機会が多くない作品である。
2011年の開館以来、多くのプロデュース作品や、招聘作品の上演、フェスティバルの開催など個性的な企画で「創造型劇場」としての牽引役を担ってきたKAATは、演出家であり俳優の白井晃アーティスティック・スーパーバイザー(芸術参与)のもと、KAATならではの独創的な創作活動を続けてきた。
本作の台本は、白井が最も信頼する作家・演出家の一人であり、俳優としての評価も高い長塚圭史、そして振付をダンサーの森山開次が務める。
そして、主人公のアグネス役を務めるのは、元・ももいろクローバー(現:ももいろクローバーZ)のサブリーダーであり、脱退、女優転身後、NHK連続テレビ小説『マッサン』に主人公の妹役で出演、一躍注目を集めた早見あかり。白井が「アグネス役は早見しかいない!」と出演を熱望した早見は、本作で本格的な舞台に初挑戦・初主演を果たす。また、映画「図書館戦争」シリーズをはじめ、映画、ドラマなどで大活躍中の田中圭も出演。田中は、白井作品に4年ぶりの参加となる。さらに白井、長塚、森山もスタッフとしてだけでなく重要な役どころで出演する。
早見は本作の出演について「人生初の挑戦です。正直怖いです。仕事に対しての不安を感じたことはありますが、恐怖を感じたことはありません。でもこの舞台をやり切ったら何か変わることができると思います。みなさんと一緒にいい作品を作れるよう、努力します。みなさん、新しい早見あかりに出会えることを楽しみにしていてください」とコメントしている。
白井晃が信頼するクリエイターと、注目の俳優による“ドリームチーム”が見せる「夢の劇」。ぜひ劇場でお楽しみを。
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース
「夢の劇-ドリーム・プレイ-」
日時・会場:
【神奈川公演】2016年4月12日(火)~30日 KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
【松本公演】2016年5月4日(水・祝)、5日(木・祝) まつもと市民芸術館 実験劇場
【兵庫公演】2016年5月14日(土)、15日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
原作:ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ
構成・演出:白井晃
台本:長塚圭史
振付:森山開次
出演:早見あかり、田中圭/森山開次/長塚圭史/白井晃 ほか
公式サイト:http://www.yumenogeki.jp/