贅沢なキャスト陣!赤堀雅秋の新作「同じ夢」、作者からのコメント到着。
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「同じ夢」 写真:加藤アラタ 宣伝美術:加藤秀幸
かつてない濃密な人間ドラマがシアタートラムに渦を巻く!
2016年 2月 5日(金)~21日(日)、シアタートラムにて上演される舞台「同じ夢」。本作の作・演出を務めるのは、劇団THE SHAMPOO HATの全作品の作・演出を手掛けてきた赤堀雅秋。ダメながらも愛すべき人間たちの関係を緊密にリアルに描き、独特のユーモアを交えることで観客に強い共感と高揚感を与えるその作風が熱狂的な支持を集めている。
赤堀は、2012年には初監督した映画「その夜の侍」で新藤兼人賞を、13年には戯曲『一丁目ぞめき』で第57回岸田國士戯曲賞を受賞、また2014・15年と二年連続でシアターコクーン主催公演の劇作・演出を託されており、今秋の上演作品『大逆走』の出演陣の豪華な顔ぶれも話題を集め、めざましい活躍を見せている。
そんな赤堀雅秋が書き下ろす新作「同じ夢」の上演にあたり、作者からコメントが届いたので紹介しよう。
「客席数約200のシアタートラムという空間で、光石研さんをはじめ、麻生久美子さん、大森南朋さん、木下あかりさん、田中哲司さんという素晴らしいキャストの皆さんとご一緒できるということが何より楽しみです。贅沢な企画ではないでしょうか。
シアタートラムはお客様に伝わりやすい距離感の劇場ですし、特に今回のようなメンバーと芝居をする場合には、臨場感が増幅する空間であると思います。
最近、演劇に取り組む場合は、表現方法や仕掛けなどの面で「演劇らしい」作品づくりに挑戦してきたのですが、この作品ではもっとストレートに「濃密な空気をどれだけ作れるか」ということに向き合っていきたいです。とても生々しくてひりひりするような、オッサンと女性たちの愛おしい話になると思います」
出演は、光石研、麻生久美子、大森南朋、木下あかり、田中哲司。何かが起こりそうな予感が充満するこの座組みに、俳優として赤堀自身も加わる。木下以外の4名は赤堀とは共演経験はありますが、演出家×俳優としては、5名全員、今回が初めての顔合わせとなる点も注目したい。
客席数200という演者と客の距離感が近いシアタートラムで、目の前で人間同士の業と欲がぶつかり合い、ユーモアと哀しみが滲み出す赤堀の劇世界の真骨頂をぜひ味わってみては?
■作・演出:赤堀雅秋
■出演:光石研 麻生久美子 大森南朋 木下あかり 赤堀雅秋 田中哲司
■公演日程・会場:
東京公演:2016年 2月 5日(金)~ 21日(日)シアタートラム
松本公演:2016年 2月24日(水)~25日(木)まつもと市民芸術館 実験劇場
水戸公演:2016年2月27日(土)~28日(日)水戸芸術館 ACM劇場
名古屋公演:2016年3月1日(火)~2日(水)愛知県産業労働センター ウインクあいち 大ホール
兵庫公演:2016年3月4日(金)~6日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
広島公演:2016年3月8日(火)~9日(水)JMSアステールプラザ 中ホール
福岡公演:2016年3月12日(土)~13日(日)福岡県立ももち文化センター 大ホール
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■公式サイト:http://setagaya-pt.jp/performances/20160205onajiyume.html