五郎丸の“黄金像”登場!「代表全員の像ができれば」
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ラグビー日本代表の五郎丸歩選手(ヤマハ発動機ジュビロ所属)が11月30日、東京・丸の内オアゾで開催された「東京ミチテラス2015 Lighting Bench Art」の除幕式に出席した。
同イベントは、スポーツ界や芸能界、歴史上の偉人など、11名をモチーフにした等身大のオブジェをベンチに設置する「ベンチアート」が飾られるもの。自身がキックを蹴る前に行うルーティンの“五郎丸ポーズ”を再現した等身大の“黄金色の銅像”の除幕に立ち会った五郎丸選手は、「何とも言えませんね(笑)」とコメントしながらも、「指がよく再現されていますね」と、その出来の良さに太鼓判。一方で、「最初にこの話を聞いた時には、ラグビー日本代表全員の像ができればいいなと思いました」と語り、ワールドカップでともに旋風を巻き起こしたチームメートを思いやる気持ちを見せた。
このベンチアートでは、スポーツ界からはフィギュアスケートの羽生結弦選手、メジャーリーガーの田中将大投手、なでしこジャパンの澤穂希選手が、芸能界からは高田純次、テリー伊藤、坂上忍、遠藤憲一がモチーフに選出。また、歴史上の偉人では、徳川家康、徳川光圀、夏目漱石がオブジェとなり、大手町、丸の内、有楽町エリアの各所にて展開される。
多忙な日々を過ごす五郎丸選手だが、「いろいろなことに参加させていただいて、その一つひとつがラグビーを知ってもらう機会だと考えています」とコメント。「ルールは複雑かもしれませんが、人と人が生身でぶつかり合う音はなかなか聞くことがないと思うので、選手のプレーでチームへの愛情を感じてほしい」とラグビーの魅力をアピールし、自身の海外挑戦については「初の海外ですし、日本を代表して、日本人でもやれるということを証明したい」と意気込みを口にした。
また、リオ・オリンピック出場を決めた7人制ラグビーの女子日本代表についての質問には、「これから厳しいトレーニングが待っていると思いますが、しっかりこなして、世界を驚かせてほしいです」とエールを送った。
「東京ミチテラス2015」では、12月1日(火)から始まるベンチアートのほか、東京駅の駅舎を照らすイルミネーションやクリスマスマーケットなどが27日(日)まで開催される。【東京ウォーカー】