フランス実写版『シティーハンター』リョウが二丁拳銃で戦うアクションシーンを公開 リュック・ベッソン作品のスタントパーソンら参加
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公開中の映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』から、冒頭のアクションシーンが解禁された。
『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は、1985年に『週刊少年ジャンプ』で連載をスタートした北条司氏の漫画『シティーハンター』のフランス版実写映画化作品。原作の映像化としては、1987年にテレビアニメの放送がスタートし、シリーズ全140話、スペシャル作品3作、劇場版3作が製作された。また、1999年のTVスペシャルから20年ぶりとなるアニメ映画『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』が2019年2月8日に公開され、興収15億超えのヒットを記録。アニメ『シティーハンター』は、フランスでエンタメ番組『クラブ・ドロテ』(1987-97)中で『NICKY LARSON(ニッキー・ラーソン)』のタイトルで放送。同番組を見て『シティーハンター』のファンとなったフィリップ・ラショーが『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』で監督&主演を務めている。日本で公開される同作は、「デラックス吹替版」として、リョウを山寺宏一、カオリを沢城みゆき、マンモス(海坊主)を玄田哲章、トニー(槇村)を田中秀幸、ソフィー(冴子)を一龍斎春水らが吹き替え、アニメ版オリジナルキャストの神谷明と伊倉一恵が特別ゲストとして参加している。
公開されたのは、本作の冒頭に収められているアクションシーンから24秒間を切り取った映像。360°を敵に取り囲まれたリョウとカオリが応戦する場面だ。ジェット(JET)の「アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール」をBGMに、リョウは二丁拳銃で戦いつつ、銃撃戦に慣れていないカオリのマガジンを装填するフォローも。ラショー監督は、本作のアクションについて、「『シティーハンター』を実写化するなら、どうしてもレベルは高くなる。なので、リュック・ベッソン監督の作品に参加した技術者をはじめ、このジャンルの精鋭を集めることにした」とコメント。その言葉どおり、アクション監督のマーク・デイビッド(『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』『LUCY/ルーシー』など)のほか、ベッソン作品に携わったスタントパーソンが多数名を連ねている。
『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は公開中。