あいみょん 飛躍の2019年を終えネクストステージへ、初めての横浜アリーナ2days・2日目公演レポート

2019.12.23
レポート
音楽

あいみょん 撮影=永峰拓也

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AIMYON TOUR 2019-SIXTH SENSE STORY-
2019.12.18(WED)横浜アリーナ

12月18日水曜日、横浜アリーナであいみょんを観た。『AIMYON TOUR 2019-SIXTH SENSE STORY-』の、この日は22本目。彼女にとって初めての横浜アリーナ2Days公演の2日目で、追加公演を除けば名目上のツアーファイナル。はソールドアウト、若くキラキラした目でステージを見つめる男女で、ぎっしり埋まった客席が壮観だ。

あいみょん 撮影=永峰拓也

ステージ前に下ろされた幕がゆっくりと上がり、ミラーボールのまばゆい光があふれ出すと同時に、4人編成のバンドを従えたあいみょんが歌いだす、ドラマチックなオープニング。力強いバンド演奏に支えられ、アコースティックギターをかき鳴らして歌うあいみょん。サビの歌詞が飛んで「あー間違えちゃった!」と叫ぶあいみょん。「ふたりの世界」の、きわどい歌詞を観客全員に歌わせるあいみょん。その一挙手一投足に歓声と嬌声が沸く、客席の熱気が凄い。

あいみょん 撮影=永峰拓也

明るさいっぱいの序盤から、ぐっとダークに引き締まったセクションへ。ファンキーな演奏がかっこいい「愛を伝えたいだとか」など、陰影をつけた表現でぐいぐい観客を引き込んでゆく。「二人だけの国」では最小限のスポットライトを使うだけで、スクリーンに歌詞を映し出す演出が劇的にハマった。それにしても「ナンマイダ」って凄い歌詞だ。アコギをかき鳴らしてひたすらに歌う、ただそれだけで観客を引き付ける確かな吸引力。

あいみょん 撮影=永峰拓也

「今日はめちゃめちゃ楽しみにしてきました。喉がつぶれてもいいくらい、出し切ります。ついてきてくれたら嬉しいです」

この日初めてのMCは、みんなに語り掛けるように自然体で。ひっきりなしに飛び交う歓声を拾いながら、「“かわいい”、”かっこいい”は聞き取れます」とおどける。なんだろう、この親近感は。「ひかりもの」は、柔らかい暖色のライトに包まれて、優しく語るような歌を聞かせてくれた。昔懐かしい、字余りフォークソングの香りがする歌詞とメロディ。若い世代には特に新鮮に響くだろう。

あいみょん 撮影=永峰拓也

中盤には、あいみょん一人のアコースティックセクションが設けられた。暗い照明、鋭いピンスポット、激しい歌、優しい歌。ハーモニカホルダーをつけて歌った「tower of the sun」は、誰に馬鹿にされても夢を叶えようとする若い心の叫びの歌。ストレートな歌詞は、今のあいみょんが歌うからこそ説得力がある。

あいみょん 撮影=鈴木友莉

あいみょんのライブ、こんな感じですけど、どうでしょうか」

2度目のMC、「まさか横浜アリーナに立てる日が来るとは」と、本音を語る。頼りになるバンドメンバーを紹介し、「仲いいんです」と胸を張る。ツアー中に台風の影響で8時間かけて電車で北海道に渡ったり、新潟へ向かう新幹線の中でキャリーバッグを取り違えられて大騒ぎになったり、エピソードを楽しそうに語る。なんだろう、この親近感は。18歳の時に作ったという「おっぱい」の、思春期の娘心を歌う歌詞も等身大そのもの。みんな、話を聞くように歌を聴いてる。

あいみょん 撮影=鈴木友莉

ライブの折り返しは、ガツン!とロックなセクションで派手ににぎやかに。「夢追いベンガル」は、二番からギターを外してハンドマイクを握り、ステージを走り抜けて右へ左で、客席のすぐそばまで迫るパフォーマンスにみんな大喜び。「貴方解剖純愛歌~死ね~」ではさらにスピードアップ、全員手拍子と掛け声で盛り上がる。そして誰もが聴きたかった「マリーゴールド」は、派手さよりもむしろさりげなく、じっくりと歌を聴かせることに徹する。センター、アリーナ、スタンドの全員が手を振るシーンが、とても美しく目に焼き付く。

あいみょん 撮影=永峰拓也

3度目のMCは、これまで以上に長く親密に。客席からの「一番好きな曲は?」という声には、「私の? 全部好きやわー」。「来年の目標は?」という声には、「粗大ゴミ出すこと!」。「足のサイズは?」「25.5!」って、そこまで答える? あいみょんのファンは面白い。

あいみょん 撮影=鈴木友莉

「今は音楽がめちゃめちゃ楽しい。みんなのおかげです。このツアーは感謝のツアーです。ありがとう」

一番新しい曲を――と言って歌ったのは、同名映画のタイトル曲「空の青さを知る人よ」。深く青いライトが広いアリーナを美しく染め上げると、ライブはいよいよクライマックスだ。「君はロックを聴かない」の、アリーナいっぱいのサビの大合唱を、マイクから離れてじっと聴き入るあいみょん。全ての灯りがともされ、明るい光の下での多幸感あふれる「GOOD NIGHT BABY」を、全力で歌いきる。終演の挨拶を済ませ、客席のぎりぎりまで乗り出して、“ヘタクソなピック投げ”に挑戦し、失敗して笑うあいみょん。みんなが笑う、幸せなエンディング。

あいみょん 撮影=鈴木友莉

去り際の最後のセリフは、「またここに帰ってこられるように頑張ります」だった。飛躍の2019年を終え、ネクストステージへ。2020年のあいみょんが何を目指すのか、今は楽しみしかない、

取材・文=宮本英夫
撮影=永峰拓也、鈴木友莉

あいみょん 撮影=鈴木友莉

 

リリース情報

9thシングル「空の青さを知る人よ」
2019年10月2日(水)発売
WPCL-13107 定価:¥1,000(本体)+税
 
M1.空の青さを知る人よ
M2.葵
M3.空の青さを知る人よ (Instrumental)
M4.葵(Instrumental)
 
■特典情報
「空の青さを知る人よ オリジナルクリアファイル」(A5サイズ)
※特典クリアファイルは数に限りがございます。無くなり次第、配布終了となります。
※一部お取り扱いの無い店舗がございますので、各特典に関する詳細は各店にご確認ください。
■配信情報
9/13(金)より「空の青さを知る人よ」好評配信中!

AIMYON BUDOKAN -1995-
10月2日(水)発売
●AIMYON BUDOKAN -1995-[初回限定盤]
Blu-ray:¥6,300(税抜)ENZT-00001
DVD:¥5,500(税抜)ENZT-00002/00003
 
●AIMYON BUDOKAN -1995-[通常盤]
Blu-ray:¥5,300(税抜)ENXT-00001
DVD:¥4,500(税抜)ENBT-00001/00002
 
収録内容(Blu-ray/DVD共通)
「AIMYON BUDOKAN -1995-」日本武道館公演 (2019.2.18)
01. マリーゴールド
02. 愛を伝えたいだとか
03. わかってない
04. 満月の夜なら
05. 風のささやき
06. 恋をしたから
07. ○○ちゃん
08. ハルノヒ
09. 貴方解剖純愛歌~死ね~
10. 憧れてきたんだ
11. 今夜このまま
12. ふたりの世界
13. どうせ死ぬなら
14. GOOD NIGHT BABY
15. いつまでも
16. 生きていたんだよな
17. 1995
18. 君はロックを聴かない
 
■特典映像
・OFF SHOT MOVIE
・SNACK TIME RADIO
当日のバックステージの模様を記録したオフショットムービーや、会場でオンエアされた中学時代からの友人・◯◯ちゃんと2人で収録したラジオ「SNACK TIME RADIO」の音源を収録。
 
【初回生産限定盤】
◇特製ブックレット(56ページ/フルカラー)
◇特殊パッケージ仕様
【特典情報】
「AIMYON BUDOKAN -1995- オリジナルクリアファイル」(A5サイズ)
※特典クリアファイルは数に限りがございます。無くなり次第、配布終了となります。
※一部お取り扱いの無い店舗がございますので、各特典に関する詳細は各店にご確認ください。

ライブ情報

AIMYON TOUR 2019-SIXTH SENSE STORY-【追加公演】※全公演SOLD OUT※
2月1日(土)東京 国立代々木競技場第一体育館 17:00/18:00
2月2日(日)東京 国立代々木競技場第一体育館16:00/17:00
2月12日(水)大阪 大阪城ホール 18:00/19:00
2月13日(木)大阪 大阪城ホール 18:00/19:00
 
料金
指定席 ¥6,600 (税込)
※未就学児童入場不可
  • イープラス
  • あいみょん
  • あいみょん 飛躍の2019年を終えネクストステージへ、初めての横浜アリーナ2days・2日目公演レポート