『氷艶hyoen2019―月光かりの如く―衣裳展』が明日開幕!――設営中の会場から、その様子を先取りレポート
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『氷艶hyoen2019―月光かりの如く―』のスタッフが再集結。当日の世界観を再現すべく、鬘はすべてゼロから作り直した
『氷艶hyoen2019―月光かりの如く―衣裳展』が12月25日(水)〜30日(月)にそごう横浜店で開催される。今回は一足早く設営中の会場にお邪魔して、その様子をレポートしてみたい。
弘徽殿女御を演じた荒川静香の衣装。イナバウアーもできるよう、丈の長さを調整したり、バンドで固定するなどの仕掛けも
弘徽殿女御の衣裳の一つ。氷上でも裾を引いて動けるよう、特殊な加工が施されている
朱雀帝を演じたステファン・ランビエルの衣装
朱雀帝の幼少期、朱雀君の衣装。公演中は着替えの時間の短縮などで、このパンツ部分をそのまま成人した朱雀帝を演じるときにも身に着けていた
光源氏を演じた髙橋大輔の衣装。当日のステージでは裾の長さなどを調整している
衣裳展では出演者全12名が実際に着用した衣装が展示されており、アイスショーでは遠くからしか見ることができなかった登場人物の姿を間近で見ることができる。出演者のイメージを再現するために、カツラや装飾品などは衣裳展のために特注で作られた。
衣装からは出演者のこだわりを覗くことができ、滑りやすいように裾の長さを調整するなど、動きやすいように工夫が凝らされていることがわかる。弘徽殿女御を演じた荒川静香は、演技に支障がないように、長い裾の末端部分に重石を入れていたという。
アイスショーのステージは暗く、観客席からも離れているため、表情が見えづらい部分もある。そのため、演者は全身でキャラクターを表現する必要があった。その助けになったのが、ビビットなカラーが特徴の衣装だ。光源氏は白、悪者は黒、海賊は青というようにイメージカラーを配色されている。今回光の下で衣装をみると、その色合いが氷上でもよく映えるように作られていることが良く分かった。
弘徽殿女御を演じた荒川静香
朱雀帝を演じたステファン・ランビエルと、紫の上を演じたユリア・リプニツカヤ
光源氏を演じた髙橋大輔
会場では公演の様子を収めた写真がパネル展示されていた
今回の衣裳展では時代考証を重ねたうえで用意された衣装が展示されているが、実際のショーでは動きを妨げないように、一部を変更した衣装もあったようだ。出演者が衣装のどこにこだわったのか、本来の姿はどのようなものだったのかを比較しながら、衣装を眺めてみるのも面白い。
例えば、会場に展示されている髙橋大輔が演じた光源氏の衣装と、氷上で実際に身に着けた衣装では、裾の長さなどに大きな違いがある。
ステファン・ランビエルが演じた朱雀帝は、公演中に着替える時間がないため、幼少期の朱雀君の衣装のパンツをそのまま着用していたようだ。会場にはアイスショーの様子がパネルで展示されるので、その違いを比べることができる。また、アイスショーの舞台裏の様子を映した動画が、会場限定で放映されるので、ぜひこちらもチェックしてほしい。
衣裳柄ランプシェード【限定20点】/販売価格25,000円(税込)
グッズを税込5,000円(写真集とガチャをのぞく)以上購入すると、毎日先着100名に衣裳柄チャームをプレゼント
写真集の『氷艶hyoen2019―月光かりの如く―』、『髙橋大輔写真集 艶技2019』を特典付きで販売
衣裳展ではアイスショーで販売されたグッズに加え、新たな限定グッズも販売される。クリアファイルにもなった光源氏の写真をベースとした「純金1g記念カード【限定20点】」など、ファンならぜひ手に入れたい商品が並ぶ。
なお、グッズを合計5,000円以上購入(写真集とガチャをのぞく)すると、各日先着100名に衣装柄チャームがプレゼントされる。このチャームを求めて、ファンが連日朝から並ぶという超人気アイテムなので、この機会にぜひとも手に入れておきたい。
『氷艶hyoen2019―月光かりの如く―衣裳展』が12月25日(月)~30日(水)に開催される
イベント情報
『氷艶hyoen2019―月光かりの如く―衣裳展』
日時:12月25日(水)~30日(月) 10:00~20:00
場所:そごう横浜店 催会場(神奈川県)
※最終日は17:00閉場。ご入場は各日閉場の30分前まで