『BEASTARS』の舞台版、レゴシ役に川上将大、ルイ役に竹中凌平、ハル役に桑江咲菜が決定 ビジュアルも解禁
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(C)「BEASTARS THE STAGE」製作委員会
2020年4・5月に舞台化が発表されていた『BEASTARS THE STAGE』の公演スケジュールと第一弾キャスト、ティザービジュアル、個人ビジュアルが解禁となった。
原作は、2018年に数々のマンガ賞を受賞し、2019年からアニメ放送も始まった秋田書店「週刊少年チャンピオン」で連載中の板垣巴留『BEASTARS』。物語は、肉食獣と草食獣が共存する世界。ハイイロオオカミだが優しく繊細なレゴシを主人公に、学園のカリスマでビースター候補のアカシカのルイ、虐められ孤独なドワーフウサギのハルといった、レゴシと多種多様な動物たちが織りなす、激しく切ない青春群像劇だ。
レゴシ役はミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 亜久津仁役を演じた、川上将大。ルイ役は「『家庭教師ヒットマン REBORN!』the STAGE」沢田綱吉役の竹中凌平、ハル役はTV版&劇場版『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』リュメ役の桑江咲菜が演じる。
また、演出・脚本には舞台『イケメン源氏伝 あやかし恋えにし〜義経ノ章〜』など、多くの舞台を手掛ける伊勢直弘が務めることも決定した。
演出・脚本:伊勢直弘 コメント
「BEASTARS」という作品。
登場キャラクターは全て動物、でも人間の本質を抉るようなストーリー展開。そして相容れない対立者同士の正義や葛藤。深いドラマ性を持つ傑作に巡り合えて光栄です。血の通ったキャラクターの生き様は、演劇との相性が大変良いと感じました。だからといって、作品力の強さや舞台化の価値の大きさにあぐらをかかず、会話と心情を丁寧に検証し、生きた演劇作品として真面目に作ってゆきます。プレッシャーはもちろんありますが、この世界に触れ、形にしていくことが楽しみでなりません。ヒリヒリした時間を送ることができそうです。演劇だからこそ表現できる、チェリートン学園の世界をぜひ見届けてください。お待ちしています!
レゴシ役:川上将大 コメント
レゴシ役:川上将大 (C)「BEASTARS THE STAGE」製作委員会
「BEASTARS」舞台化決定と先行して発表があったあと、”あの世界観をどうやって表現するの?着ぐるみ?被り物? ……”などなどこの作品やビジュアルに対してファンの皆さんの思い入れが交錯していたように思います。僕も、同じくです。お話をいただいた時には、とても嬉しい反面、重圧というか……緊張が走りました。人が動物を演じるだけでも相当なハードルですが、その上、本来ありえない食物連鎖上の強者弱者が共存する世界観。高校生のもつ、ブレない正義感。社会への期待感。見え隠れする大人社会への疑心。そしてなにより、個性的すぎるキャラクター。どう考えてもありえない世界観なのに、現代の人間社会にも通ずるところもあるような。そういったところが、多くのファンの方の心に刺さっているところだと思いますし、僕自身も原作に触れさせていただいて共感したところです。自身の不器用さと愛情と本能の間で、バランスを保とうとするレゴシ。湧き出る感覚的な本能、抗う理性、本能だけで生きられれば、楽だろうけど。社会にあっては、それだけでは生きてはいけない。とにかく色々が色々すぎて、深すぎませんか?控え目で、愛情深く、悲しいまでの実直さ、木訥とした「レゴシ」を僕自身に取り込んで丁寧に、彼の心と世界観を大切に届けたいです。
ルイ役:竹中凌平 コメント
ルイ役:竹中凌平 (C)「BEASTARS THE STAGE」製作委員会
こんにちは。この度『BEASTARS THE STAGE』でルイ役を務めさせて頂く事になりました竹中凌平です。初めて原作を読ませて頂いた時に、動物達のヒューマンドラマに時間を忘れるほど、のめり込んでしまいました。この作品の世界は肉食動物と草食動物が共存する社会で、登場するのは全て動物たちです。ですが原作を読み込めば読み込むほどに、登場するキャラクターが持つ動物的本能は、私たち人間一人一人が内に秘めている様々な感情と何ら変わりません。その理性と本能との葛藤をひとつひとつ丁寧に舞台で体現できればと思います。学園のカリスマ「ルイ」をどう演じさせて頂くか、また、この世界をどう表現していくのか、今からとても楽しみでワクワクしております。それでは皆さん、劇場でお待ちしております。是非お楽しみに!
ハル役:桑江咲菜 コメント
ハル役:桑江咲菜 (C)「BEASTARS THE STAGE」製作委員会
『BEASTARS THE STAGE』にハル役で出演させて頂きます桑江咲菜です。マンガ大賞を始め、数々の賞を受賞している「BEASTARS」という作品に関われることを本当に嬉しく、そしてとてつもないプレッシャーに襲われています(笑)動物の世界の中では当たり前の日常だろうけど、動物達の特性がすごく印象的で、自分では気づいていないけど、尻尾を振ってしまうレゴシがたまらなく可愛くて大好きです。それぞれ、肉食、草食として生まれてしまったからこそ抱えている苦悩や葛藤。そして、人(動物)と触れることで、揺れる感情。弱いけど、強気な、でも寂しがりなハルをしっかりとお届け出来る様に頑張ります! 目の前で広がる、動物版青春ヒューマンドラマをお楽しみに!
本公演は、2020年4月30日(木)~5月4日(月・祝)東京・日経ホール、5月8日(金)~5月10日(日)大阪・松下IMPホールにて上演される。