THE ALFEE 初めての国立代々木競技場 第一体育館ライブでファンに感謝「あと5年でデビュー50周年、また皆と一緒にいたいと思います」
THE ALFEE 撮影=上飯坂一
THE ALFEEが12月25日、26日に国立代々木競技場 第一体育館で『THE ALFEE 45th Anniversary Best Hit Alfee Final 2019 冬の乱 Battle Starship Alfee Ⅲ』を開催した。
THE ALFEEは毎年、日本武道館でライブを開催しており、日本人では矢沢永吉、松田聖子に続く公演数記録を持つ。また、武道館公演を1983年から昨年まで35年連続という記録が続いていたが、今年はオリンピックに伴う改修工事により実施が不可となった為、代々木第一体育館へ会場を移して行われることとなった。
THE ALFEE 撮影=上飯坂一
代々木第一体育館は、意外にもTHE ALFEEにとって初の会場。客席の真ん中にステージを設置し、四方向に花道を用意、先端と最前列の観客の距離は非常に近く、臨場感のあるステージを展開。今年6月に3年ぶりにリリースしたアルバムの収録曲「Battle Starship Neo」からスタートすると、「初の代々木第一体育館最後まで宜しくお願いします」と挨拶。そしてデビューして初めてヒットした「メリーアン」を演奏。
THE ALFEE 撮影=上飯坂一
途中のMCでは、「センターステージのメリットはお客さんが近いけれど、逆にデメリットとして近すぎでまんべんなく見られてしまう」とも。また、今年の漢字一文字をもじって“今一番欲しいものを漢字一文字で表すと”というお題をそれぞれ答えるということから、桜井は「酒」と安定の回答。坂崎は「毛」もしくは「背」という切実な願いを。そして高見沢は「夢」という、三者三様の答えで観客を沸かせた。
さらに終盤のMCで高見沢は「今年デビュー45周年、初めての代々木ですが最高です。40周年よりも今回の方が盛り上がっているように感じます。長くやっているといろいろなことがありますが良い一年でした。45年経っても代々木第一体育館でコンサートができる。45年経っても新しい曲を出せる。あと5年でデビュー50周年、また皆と一緒にいたいと思います」と話し、3時間弱、23曲を披露して今年最後の東京公演は幕を閉じた。
THE ALFEE 撮影=上飯坂一
THE ALFEEはこの後、『THE ALFEE 45th Anniversary Best Hit Alfee Final 2019 冬の乱 Battle Starship Alfee Ⅲ』を12月29日(日)に大阪城ホールで開催する。
なお、10月から始まった秋ツアーの本数を加え、12月26日時点でTHE ALFEEの総ライブ数は2772本。武道館記録は途切れたが、現在もバンドとしての公演数日本一は更新されていおり、デビュー50周年迄まであと5年、従来通りコンサートを続けてゆくと、デビュー50周年で3000本という前人未到の記録に到達する。
THE ALFEE 撮影=上飯坂一