武尊VSアダム・ブアフフのダブルタイトル戦も! 『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~』は3/22開催
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K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級&ISKA世界ライト級ダブルタイトルマッチとして、武尊とアダム・ブアフフが対戦
『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~』が3月22日(日)にさいたまスーパーアリーナ(埼玉県)で開催される。
この大会は3つのタイトル戦が組まれた、K-1年間最大のビッグマッチとなる。中でも注目なのが、武尊(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とアダム・ブアフフ(モロッコ/Multi Fight Boxing Academy/TEAM Samchaoui)による、K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級&ISKA世界ライト級ダブルタイトルマッチだ。
武尊と言えば、2015年4月に初代K-1スーパー・バンタム級、2016年11月に初代K-1フェザー級、2018年3月に第4代K-1スーパー・フェザー級を次々と制し、前人未到の3階級制覇を成し遂げたファイターだ。史上初のK-1とISKAのダブルタイトルマッチとなるこの一戦を制すれば、格闘技界にまた新たな歴史が刻まれる。しかし、アダム・ブアフフは15戦無敗の強者。互いのタイトルをかけた、本能むき出しの激戦になりそうだ。
アダム・ブアフフは1月18日の会見で、次のように話している。
「今回のダブルタイトルマッチが決まって、自分のファイターとしての価値を認めて貰えたと思った。K-1は世界トップレベルの選手が集まるリングだが、自分もISKAの世界王者としてプライドを持っている。武尊は3月22日にK-1で初めての敗北を味わうことになるだろう。モロッコから日本に来て手ぶらで帰るつもりはない。二つのベルトを持って帰る」
また、ISKAヨーロッパ代表のポール・ヘネシーは、今回のダブルタイトルマッチについて以下のようにコメントしている。
「過去にK-1やKrushのイベントにおいてISKAのタイトルマッチを行った実績はあるが、K-1とISKAのダブルタイトルマッチを認可をするのは歴史上初の試みであり、大変光栄に思っている。ISKAには様々な選手がいるが、そのなかでもアダムは間違いなく武尊にとって脅威となる存在だろう。私も試合当日はリングサイドで勝負の行方を見届けたい。勝者がK-1・ISKAの二つのベルトを手にして、伝説を創る瞬間を楽しみにしている」
武尊(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)VS アダム・ブアフフ(モロッコ/Multi Fight Boxing Academy/TEAM Samchaoui)
K-1 WORLD GPウェルター級タイトルマッチでは、王者・久保優太(日本/K-1ジム五反田チームキングス)が、ジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike's Gym)の挑戦を受ける。
K-1 WORLD GPウェルター級タイトルマッチとして、久保優太とジョーダン・ピケオーが対戦
久保優太はスーパー・ライト級(-65kg)で数々のタイトルを獲得したあと、K-1に参入。新設されたウェルター級(-67.5kg)に転向すると、2017年9月に初代王者となった。今回の一戦は3度目の防衛戦となる。一方のジョーダン・ピケオーは、2015年5月の初来日以来、対日本人では無敗の記録を更新し続けている。久保優太にとっては最強の挑戦者だ。
ジョーダン・ピケオーは1月18日の会見で、次のようにコメントしている。
「やっと久保をぶっ倒すことが出来るから凄く嬉しい。俺の強力な爆弾が爆発するか、久保のカウンターが当たるか。ファンにとってハラハラする試合になるだろう。ただ俺は久保の心も体もすべて破壊するつもりだ。俺はK-1を見て育って、K-1王者になることが自分にとっての夢だ。自分のすべてをぶつけて久保からベルトを奪う」
久保優太(王者/日本/K-1ジム五反田チームキングス)VS ジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s gym)
王者・安保瑠輝也(日本/team ALL-WIN)と挑戦者・不可思(日本/クロスポイント吉祥寺)の日本人対決となる、K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチも見逃せない。
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチとして、安保瑠輝也と不可思が対戦
安保瑠輝也は、昨年6月30日に行われた『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~』で、王者ゲーオ・ウィラサクレックを破ってスーパー・ライト級タイトルを奪取。12月28日に行われたウィラサクレックとのリマッチにも勝利し、初防衛を果たしている。
対する不可思は日本人の父とタイ人の母の間に生まれ、高校中退後にタイに渡ってムエタイを学んだ。2008年にプロデビューすると、団体・ルールを問わずさまざまなリングで活躍し、KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者、WPMF日本スーパーライト級王者、第4代RISEライト級王者、初代Bigbangライト級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者など、数々のタイトルを手にしてきた。2019年からK-1に電撃参戦し、今回が初のタイトル戦となる。
安保瑠輝也(王者/日本/team ALL-WIN)VS 不可思(クロスポイント吉祥寺)
『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~』では、ほかにも以下の選手の出場が決定している。
■武居由樹(POWER OF DREAM)
日本/96.7.12生/東京都足立区出身/22歳/170cm/サウスポー/24戦22勝(16KO)2敗0分
<主な獲得タイトル>
第2代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者
初代Krushバンタム級王者
■江川優生(POWER OF DREAM)
98.2.6生/東京都足立区出身/21歳/171cm/オーソドックス/17戦14勝(10KO)2敗1分
<主な獲得タイトル>
第3代K-1 WORLD GPフェザー級王者
第4代Krushフェザー級王者
■林健太(FLYSKY GYM)
日本/94.8.17生/兵庫県加古川市出身/26歳/172cm/オーソドックス/25戦18勝(13KO)5敗2分
<主な獲得タイトル>
第3代K-1 WORLD GPライト級王者
K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント優勝
第3代Bigbangスーパー・ライト級王者
■KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
日本/92.7.29生/三重県松阪市出身/27歳/160cm/オーソドックス/18戦16勝(6KO)2敗0分
<主な獲得タイトル>
初代K-1 WORLD GP女子フライ級王者
第2代・第4代Krush女子フライ級王者
第4回・第5回K-1チャレンジ女子Bクラス-50kg優勝
※2020年01月18日現在。他数試合予定。試合順は後日発表。出場選手はケガ等により変更となる場合があります。
『K'FESTA.3』に出場する江川優生、武居由樹、林健太、KANA(左から)