第64回岸田國士戯曲賞最終候補8作品が決定
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第64回岸田國士戯曲賞の最終候補作品を主催の白水社が2020年1月23日、同社の公式サイトで発表した。候補作品は次の8作品。
<第64回岸田國士戯曲賞最終候補作品一覧(作者五十音順、敬称略)>
・市原佐都子『バッコスの信女 ― ホルスタインの雌』(上演台本)
・岩崎う大『GOOD PETS FOR THE GOD』(上演台本)
・キタモトマサヤ『空のトリカゴ』(上演台本)
・ごまのはえ『チェーホフも鳥の名前』(上演台本)
・谷賢一『福島三部作 1961年:夜に昇る太陽/
1986年:メビウスの輪/
2011年:語られたがる言葉たち』(上演台本)
・西尾佳織『終わりにする、一人と一人が丘』(上演台本)
・根本宗子『クラッシャー女中』(上演台本)
・山田由梨『ミクスチュア』(上演台本)
<候補者紹介 (五十音順、敬称略)>
・市原佐都子(イチハラ サトコ)
1988年生まれ。福岡県出身。桜美林大学卒業。劇作家、演出家。
・岩崎 う大(イワサキ ウダイ)
1978年生まれ。東京都出身。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。劇団かもめんたる 主宰、演出、脚本、出演者。
・キタモト マサヤ(キタモト マサヤ)
1956年生まれ。大阪府出身。立命館大学文学部文学科中途退学。遊劇体 主宰。
・ごまのはえ(ゴマノハエ)
1977年生まれ。大阪府出身。佛教大学卒業。ニットキャップシアター 代表、劇作家、演出家。
・谷 賢一(タニ ケンイチ)
1982年生まれ。福島県出身。明治大学文学部文学科演劇学専攻卒業。DULL-COLORED POP 主宰。
・西尾 佳織(ニシオ カオリ)
1985年生まれ。東京都出身。東京藝術大学大学院音楽研究科音楽文化学専攻芸術環境創造科修士課程修了。鳥公園 主宰、劇作家、演出家。
・根本 宗子(ネモト シュウコ)
1989年生まれ。東京都出身。東洋英和女学院高等部卒業。月刊「根本宗子」 主宰、劇作家。
・山田 由梨(ヤマダ ユリ)
1992年生まれ。東京都出身。立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。贅沢貧乏 主宰、劇作家、演出家、俳優。
第64回岸田國士戯曲賞の選考会は、2020年2月13日(木)午後5時より、東京神保町・學士會館にて行なわれる。今回の選考委員は岩松了、岡田利規、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、野田秀樹、平田オリザ、柳美里の各氏(五十音順、敬称略)。