立川市を拠点にする音楽劇団・鮭スペアレが、コンテンポラリー能『物狂い音楽劇・リヤ王』を上演

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舞台
2020.1.27

2020 年2 月9 日(日)久良岐能舞台(横浜市)で、11 日(火・祝)銕仙会能楽研修所(東京都・港区)において、音楽劇団・鮭スペアレコンテンポラリー能『物狂い音楽劇・リヤ王』を上演する。「老いは誰も幸せにしないのだろうか?」という、国や時代の違いを越えた問いに、ジェンダーフリーの配役・能楽の謡を参照した独自の台詞回しの鮮烈な演出で挑む。

鮭スペアレは、東京・立川市を拠点とする女性中心の劇団。2014年から現在まで、世界的に有名な古典戯曲ウィリアム・シェイクスピア劇を、100年前の翻訳で継続上演している。また、伝統芸能を新しい形で現代化した「コンテンポラリー能」で、日本独自の演劇を追求、PAM(国際舞台芸術ミーティングin 横浜)に4年連続参加しており、前回公演『鮭スペアレ版マクベス』はニューヨークの劇評誌「アメリカン・マガジン」にも取り上げられるなど海外でも注目されている。

なお、本公演に先立ち2月2日(日)に立川市のチャボヒバホールにおいて、公開リハーサルが行われる。先着100名まで無料で入場できるとのことだ。

公演情報

鮭スペアレ本公演 『物狂い音楽劇・リヤ王』
(国際舞台芸術ミーティングin 横浜2020 TPAM フリンジ参加作品)
 

 
■開催日時・会場
2020年2月2日(日)公開リハーサル15:00 開演(開場15 分前)
チャボヒバホール(立川市幸町4-17-1)
2月9日(日)横浜公演14:00/18:00 開演(開場30 分前)
宮越記念久良岐能舞台
2月11日(火・祝)東京公演11:00/14:00/18:00 開演(開場30 分前)
銕仙会能楽研修所
 
■作:ウィリアム・シェイクスピア
■翻訳:坪内逍遥
■構成・演出:中込遊里
■音楽監督:五十部裕明
■料金:
【公開リハーサル】入場無料・ご予約不要(定員100 名・先着順)
【横浜・東京公演】一般3,000 円・学生2,000 円・高校生以下1,000 円・TPAM 参加登録者2,500 円(当日券は各500 円増し)
■主催:鮭スペアレ
■共催(公開リハーサルのみ):チャボヒバホール
■協力:たちかわ創造舎・風煉ダンス
■助成:芸術文化振興基金
 
■公式サイト:https://syake-speare.com/
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