10周年を迎える正統派ロックバンド・HUMANDRIVE、4週連続自主企画『四夜連続FridayノダッチャイナTOWN』開催の心境を語る

2020.2.3
インタビュー
音楽

HUMANDRIVE 左より野田(Vo)、クドノ(Dr)

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2010年から精力的にライブ活動を行い、紆余曲折を経てロックバンドとしての確信を手に入れた正統派ロックバンドHUMANDRIVE。同じ土俵に立つミュージシャンからの支持も多い彼らだからこそ実現できた4週連続自主企画『四夜連続FridayノダッチャイナTOWN』。同企画開催にあたって、そして10周年を迎える心境も含めメンバー野田(Vo)、クドノ(Dr)の2名に話を訊いた。

――251(※会場の下北沢 CLUB 251)から今回の4週連続企画の提案があった時の第一印象は?

野田:251ね、やっぱりぶっ飛んでるなと(笑)。中々こんなロックな企画はないですし、選ばれたことを嬉しく思いますね。「受けて立とう!」と思いました。

クドノ:この件は野田からメンバーに話があったのですが「絶対やりたい!」と言われて「野田がそのモチベーションならやりましょう!」と、メンバー一致団結した感じです(笑)。

――多くのバンドが出演を快諾してくれたそうですね。

野田:そうなんですよ、自分も驚いています(笑)。

クドノ:今までもイベントを主催するにあたり「こういう1日にしたい」と毎回コンセプトがあって、でもオファーしてもなかなかスケジュールの都合で叶えられなかったりすることもあるのですが、今回の出演者はみんな二つ返事で快諾してくれて嬉しかったですね。

野田:どのバンドも強者ばかりですし、いい意味でプレッシャーはあるけどしっかりとライブで締めたいと改めて思いました。

クドノ:プレッシャーはないと言えば嘘になりますが、リスペクトしているバンドさんばかりなので自分的には楽しみの方が大きいです。

――楽しみが4週もありますね。

クドノ:出演してくれるバンドさんも毎週違うから雰囲気も違うでしょうし。僕らも毎週違うHUMANDRIVEになるように特別な日を用意します。自分達はライブバンドなので。

野田:「絶対に楽しい」を持って帰ってもらえるように。

HUMANDRIVE・野田

――昨年も精力的にライブ活動を行ってましたね。

野田:そうですね、僕ら2020年は現メンバーになって10周年を迎えるのですが、昨年はなんというか、あらゆる面で初心にかえる事ができた年というか。今までの活動の中でも一番メンバーと悩み乗り越えて一喜一憂した年だったような気がします。

クドノ:去年は一言で言うと「挑戦」の年でした。例えば、新しい場所でもHUMANDRIVEを知ってもらいたいという気持ちもあって、今までの活動拠点は残しつつ池袋admというライブハウスに一年間毎月出演させていただいたり。

――10周年を目前にしても挑戦を続けていると。

クドノ:ライブからたくさんの事を学び、これからも学んでいくつもりです。まず毎ライブ楽しむ事が一番大事ですね。

野田:ライブの説得力って絶対必要だし、一瞬にして夢を見せる事のできるバンドでありたいとずっと思ってやってます。そういったバンドは他にも沢山いるので、ライブハウスで出会った対バンのライブは出来るだけ見るようにしてますね。

HUMANDRIVE

――10年を振り返ってみると色々なことがあったかと思いますが、今でも忘れられない出来事などありますか?

クドノ:良い事も悪い事もたくさんありましたが、衝撃的だったのはベースがオカマになった事ですね(笑)。

野田:(笑)。あと10年の歴史の中で様々なグッズを出して有難いことに即完売することが多かったんです。ただ一つだけクドノが監修したクドノTシャツだけが大量に売れ残り、今でも在庫を抱えてる状況です(笑)。

――そうなんですね(笑)。他にも多くの出来事がありましたよね?

野田:そうですね、いくつもの出会いが自分にとって大事なインパクトになっているのですが、印象に残っているのはホロというバンドに出会えたこと、猫田ヒデヲさんに出会えたことですかね。

クドノ:現レーベルにお世話になるようになってから、今まで以上にミュージシャンとして深く物事を考えるようになれた事はターニングポイントだと思います。

――周りの方との出会いもバンドに大きく影響をもたらしたようですね。

クドノ:そうですね。確実にこれからのHUMANDRIVEの活動にも繋がっていると思いますし、これからは僕らも影響を与えていけるバンドになれるように精進していきます。

HUMANDRIVE・クドノ

――そして、今年は10周年イヤーとのことで、楽しみにしていますね。

クドノ:飛躍の年にしたいですし、ガンガン攻めていきたいです!

野田:それもあって今回の企画も絶対やろうと思ったし、メモリアルな年なのでみんなと一緒に大きなチャレンジを必ずしたいと思います。

――大きなチャレンジですか!

野田:決まっていることはあるのですが、まだ発表できないことが多くて(笑)。楽しみに待っていて欲しいです。

クドノ:今年はまだ行った事がない土地やお待たせしてしまっている土地等、いろんな場所に足を運んでみんなに会いに行きたいと思います。

野田:個人的にはインスタ始めたのでフォロワー10,000人を目標にしたいです(笑)。

――それが一番ハードル高いのでは……。

野田:その通りですね(笑)。

HUMANDRIVE

――では最後に意気込みなどメッセージをお願いします。

クドノ:初心の気持ちを忘れずにひとつひとつ駆け上がっていきたいので、まず2月の企画を全力で成し遂げたいと思います。

野田:一ヶ月に4回も企画をやることに対して大丈夫?って思う人もいると思うのですが、発表されてるメンツを見てもらえれば伝わるはずと信じてます。本気です! 今年はぶっ飛んだことも全部やって、今まで信じてついて来てくれた人、これから出会う人と大きな夢を見て、実現させていきたいと思ってます。

イベント情報

HUMANDRIVE × CLUB251
四夜連続Friday”ノダっチャイナ”Town

会場:下北沢 CLUB 251

公演日:2/7(金)
出演者:HUMANDRIVE/welved velved/ハシグチカナデリヤ/ALTRA&CRYOGENIC/田中聖/ナイトサファリ/The cold tommy

公演日:2/14(金)
出演者:HUMANDRIVE/GENSEKI/ZipOut/tradlad/HALVERT/Ohm

公演日:2/21(金)
出演者:HUMANDRIVE/GEEKSTREEKS/vanityyy/THE GOD LIKE CHORD/スキッツォイドマン/天体3349

公演日:2/28(金)
出演者:HUMANDRIVE/うさぎTRIBE/moll/LUNCH-Ki-RATT/FOX LOCO PHANTOM
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