元劇団四季の沼尾みゆきがリクライニング・コンサートに登場 『沼尾みゆき&徳永洋明 デュオ・リサイタル』が開催

2020.2.8
ニュース
舞台

(左から)沼尾みゆき 徳永洋明


2020年5月15日(金)ハクジュホールにおいて、第154回 リクライニング・コンサート 『沼尾みゆき&徳永洋明 デュオ・リサイタル』が開催される。

劇団四季で長年ヒロインとして活躍し、2011年の四季退団後は舞台、コンサート、放送などで幅広い活動を展開しているミュージカル女優沼尾みゆきが、作曲家・指揮者・ピアニストとしてマルチな才能を発揮する徳永洋明と共演し、あえてPA装置を使わず、アコースティック・サウンドで、さまざまなナンバーを聴かせるコンサートとなる。2,200円というリーズナブルな入場料、ハクジュホール独自の設備であるリクライニング・シートを使用してリラックスできる雰囲気、1時間の公演時間という気軽さなども大きな特色となっている。

沼尾は、2017年『中嶋朋子が誘う 音楽劇紀行 第四夜』で、ハクジュホールの響きを生かして生の歌声を披露し、好評を博した。今回熱烈なオファーを得て、リクライニング・コンサートに待望の再登場となる。クラシックにとどまらず、ジャンルの枠を超えて音楽を自由自在に操る徳永が、沼尾の描いた艶やかな描線を何色に染め上げていくのか、互いの才能で魅せるステージに期待が高まる。

公演情報

第154回 リクライニング・コンサート
『沼尾みゆき&徳永洋明 デュオ・リサイタル』
アコースティックで聴く ミュージカルの歌姫と異能ピアニストの競演
 
■日程:2020年5月15日(金) 
1、15:00開演 (14:30開場) 
2、19:30開演 (19:00開場) ※約1時間/休憩なし
各回全席指定リクライニング席 2,200円(税込)
 
■会場:ハクジュホール
■出演:沼尾みゆき(ミュージカル女優) 徳永洋明(ピアノ)      
 
【プログラム】
●ロジャース:「サウンド・オブ・ミュージック」より “すべての山に登れ”
Rodgers : “Climb Every Mountain” from ‘The Sound of Music’
●徳永洋明(詞:新美南吉):デージイ
Hiroaki Tokunaga : Daisy
●徳永洋明編:3分で分かる西洋音楽史
arr. Hiroaki Tokunaga : The classical music history in 3 minutes  他

■公式サイト:https://www.hakujuhall.jp
 
◆沼尾みゆき(ミュージカル女優)プロフィール
栃木県宇都宮市出身。とちぎ未来大使。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。二期会オペラスタジオを経て1998年「四季劇場開場記念オーディション」に合格し、劇団四季に入団。『オペラ座の怪人』クリスティーヌ役、『ミュージカル李香蘭』タイトルロール、『サウンド・オブ・ミュージック』マリア役、『美女と野獣』ベル役など数々の作品にヒロインとして出演。『ウィキッド』日本初演時には、ヒロインの一人グリンダ役で初のオリジナルキャストに選ばれソプラノとポップスを見事に歌い分ける安定した歌唱力、そしてコミカルな演技にも挑戦し、高い評価を得た。2011年末劇団四季を退団。退団後の主な出演作品にミュージカル『ひめゆり』(上原婦長役)、日生劇場ファミリーフェスティヴァル2016ミュージカル『三銃士』(アンヌ王妃役)、ミュージカル『タイムトラベラー』(リンジー役)など。また、『ケリー・エリス ファースト・ソロコンサート』、『ミュージカル・ミーツ・シンフォニー』(14、16)、にっぽん丸船上でのソロコンサート『亜細亜海道スペシャルコンサート』、『KING&QUEEN-鹿賀丈史×濱田めぐみミュージカルコンサート-』などコンサート・ライブや、テレビ東京系『THEカラオケ★バトル』などテレビ番組他出演多数。
沼尾みゆきオフィシャルサイト:https//www.miyuki-numao.com
 
◆徳永洋明(ピアノ)プロフィール
1973年生まれ。湘南学園中・高等学校を経て東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。湘南学園中学校3年生在学時に、同学園創立55周年記念作品「祝典序曲」を作曲。広上淳一指揮読売日本交響楽団によって初演される。96年、第七回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第二位、2003年「2 agosto」国際作曲コンクール第三位をそれぞれ受賞。97年より横濱ジャズプロムナード「シンフォニックインジャズ」のオーケストレーションコラボレーターとして、山下洋輔、坂田明氏等をサポート。13年文化庁芸術祭大賞受賞作品ラジオドラマ「2233歳」の音楽を担当。15年には長らく所在が行方不明だった芥川也寸志の映画音楽「八つ墓村」の総譜の復元を担当、話題をよんだ。作品はオーケストラ曲から吹奏楽曲、室内楽曲、歌曲、合唱曲、ミュージカル、そして放送音楽など多岐に渡り再演も数多い。また、アンサンブルピアニスト、指揮者としても数多くの舞台や録音に参加、優れた音楽性は高い評価を得ている。
【主な参加CD】「渡辺宙明スペシャルブラスコンサート」神代修「SAXOPET!」日比野景「日本のうた」ゲーム音楽「金色のコルダ」
【主な出版楽譜】女声合唱組曲「花は嘆かず」合唱のための「フォスターメロディ」(編曲)「3分で分かる西洋音楽史」(ピアノソロ、ピアノ連弾)
【主な著書】日本の音楽家を知るシリーズ「芥川也寸志」「團伊玖磨」「黛敏郎」