渋谷PARCO「ほぼ日曜日」が演劇団体「マームとジプシー」を招き、初めての演劇公演を実施
2020.2.10
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2019年11月のオープン以来、展覧会、ミニコンサート、トークイベントなど、いくつかの「ライブ」を行ってきた渋谷PARCO「ほぼ日曜日」が、2020年3月1日(日)~8日(日)にかけて演劇公演『CYCLE』を上演することになった。演劇作家・藤田貴大が脚本と演出を務める演劇団体「マームとジプシー」が、ドイツのシューズブランド「trippen」とコラボレーションをした作品となり、ほぼ日曜日としては初めての演劇公演となる。
数ある劇団の中から「マームとジプシー」を招いた理由は、ほぼ日でおなじみのクリエーターたちが「マームとジプシー」とさまざまなところでコラボレーションしていることに気付いたのがきっかけ。ほぼ日との親和性が感じられる「マームとジプシー」という劇団を、初めて演劇に触れる人たちに自信を持ってすすめたいという。
夜が明けてから夜が更けるまで、都市の片隅に佇んでいるダイナー「CYCLE」にて、はたらくひと、あつまるひとたちを描く本作。「ほぼ日曜日」という場所が、どんな演劇的空間に変わるのか、楽しみな試みとなる。
<作・演出:藤田貴大コメント>
また朝を迎える その色のなかで おもいだすこと ざらつきは日々、増していく。重なり重なって蓄積していくいつだったか、からだのなかにとりこんだ言葉にならないこと。もしくはできないことは、だれにも知られることのない記憶の場所にとどまって、息をひそめている。それらは、いつか声になるか。外へ、でていこうとするのか。
つまり、循環するのだろうか。今朝も、靴を履いた。その足もとを、なぜかみつめた数秒間。あのときの、あのひとの表情。あの言葉のほんとうの意味。夜へと消えていった足音を、おもいだした。
公演情報
2018年より続けてきた、ドイツのシューズブランドtrippenとのコラボレーション第三弾。
trippen×マームとジプシー『CYCLE』
■日程:2020年3月1日(日)~8日(日)
<スケジュール>
3月1日(日) 18:00
3月2日(月) 19:30
3月3日(火) 19:30
3月4日(水) 19:30
3月5日(木) 14:00/19:30
3月6日(金) 19:30
3月7日(土) 14:00/18:00
3月8日(日) 13:00
■会場:渋谷PARCO 8階「ほぼ日曜日」
■料金:
前売り ¥3,800(税込)+ drink
当日精算・当日券 ¥4,200(税込)+ drink
*日時指定・全席自由席です。
*会場でドリンク代 ¥500 (税込)をちょうだいします。
■作・演出:藤田貴大
■出演者:
小椋史子 猿渡遥 辻本達也
中島広隆 船津健太 吉田聡子
■企画:ほぼ日刊イトイ新聞 trippen 合同会社マームとジプシー