大阪・トリイホールで最後の演劇公演 劇団The Stone AgeヘンドリックスとWARAOMO企画が合同公演を実施
関西で活動する劇団のThe Stone AgeヘンドリックスとWARAOMO企画が、2020年3月6日(金)~8日(日)大阪・トリイホールにおいて合同公演を実施する。この3月で閉館するトリイホールをホームにしていた2つの劇団が、「Thank you TORII HALL!!」と銘打ち、最後の演劇公演を行うことになる。
The Stone Ageヘンドリックスは、1998年夏に旗揚げ、2010年より朝田大輝の作・演出による「TheStoneAgeヘンドリックス」が開始された。駅のホーム、ゾンビが暮らす山村、お通夜、天狗が見守る町、結婚前夜、13回忌、港町などを舞台に「笑って笑ってグッときて笑って終わる人情喜劇」を追求し、「笑いとドラマの奇跡の融合」を目指している。本合同公演では、四人芝居『もっともらしく押す』を上演する。
WARAOMO企画は、ひのにしけんいちのユニットで、関西を中心に舞台等をプロデュース、『関西に仕事をつくる』を掲げて活動している。今回は出演者3名で『万華鏡。』を上演する。
公演情報
Thank you TORII HALL!!
The Stone AgeヘンドリックスとWARAOMO企画
The Stone AgeヘンドリックスとWARAOMO企画
60分中編+60分中編の合同公演
■日程:2020年3月6日(金)~8日(日)
3/6(金)19:30
3/7(土)13:00/16:30/19:30
3/8(日)12:00/15:30
*転換休憩込み、130分上演予定
■会場:トリイホール(大阪市中央区千日前1-7-11上方ビル4F)
地下鉄「なんば」駅または「日本橋」駅下車。なんばウォークB20出口より徒歩2分。
■料金:前売2500円 当日2800円 学生1000円(要学生証)
The Stone Ageヘンドリックス四人芝居
『もっともらしく押す』
【誰かが誰かの背中を押す。勝手に――】
部屋で飲みながらテレビを見てると、数年ぶりに妹からの電話。
「今すぐニュース見て!」
与那国島行きの飛行機が落ちたらしい。
犠牲者の名前の中に、男と蒸発した母の名前があった。
真偽を確かめるべく空港で再会する三姉妹。
それぞれがそれぞれの母と決着をつけるために。
変化することが苦手な女たちが、人には「変われ」と背中を押す。
居なくなった母と三姉妹の、これまでとこれからの物語。
■脚本・演出:朝田大輝
■出演:
武田操美(劇団鉛乃文檎)
西原希蓉美(満月動物園)
宮脇玲香(ババロワーズ)
竜崎だいち(羊とドラコ)
WARAOMO企画
『万華鏡。』
私と男と猫と誰か。今日は別に特別な日ではないのに、何かを期待して目が覚めた。傘をさして、ベランダにいる男。煙草を吸っている。いつもの朝だと気づく。やっぱり今日は特別な日ではない。ソファーで猫と寝る。明日は、特別な日でありますように。
■作・演出:ひのにしけんいち
■出演:
NYAN
泉希衣子(MC企画)
日ノ西賢一(MC企画)
■公式サイト:http://www.toriihall.com/