YOSHIKI、東日本大震災から9年経て義援金1,000万円を日本赤十字社に寄付 新型コロナウィルス対策への支援表明も
-
ポスト -
シェア - 送る
YOSHIKI 支援活動の様子
YOSHIKIが、自身運営の米国非営利公益法人 501(C)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて、日本赤十字社に1,000万円の寄付を行った。
東日本大震災から9年目を経た今回の寄付について、YOSHIKI は以下のようにコメントしている。
YOSHIKI
世界的な規模で新型コロナウィルスが猛威を振るっていますが、2011 年に日本を襲った震災の後、苦しみや哀しみの中、日本人一人一人がとった、冷静な行動、助け合いの気持ちが、世界から絶賛されました。今、自分達に何ができるのか、何をしなければいけないのか、をもう一度考えなければと思っています。未知のウイルスとの戦い、または長期的な意味では共存なのかもしれないですが、その解決策を模索している間に、僕らが今、どのような行動を取ればいいのか、冷静な判断が必要だと思います。
今、皆さんが行っている経済的なダメージを伴う自粛や、治療薬やワクチンの開発などの研究に対して、国や企業そして僕らも支援できる受け皿となる機関が至急必要なのでは、と思っています。その場合、自分も支援をさせていただきます。今は国境を超えて、世界中のこの分野の専門家の人達がそれぞれの情報を共有し、1 日も早い事態の終息に務めることが大切だと思います。
そんな中、東日本大震災から9年が経過しましたが、まだまだ復興に向けての支援が必要とされています。3.11 はまだ終わっていません。復興が進まない地域や、心身の痛みが癒えない方々に対しても、支援が継続的に行われることを願っています。微力ながら、ファンの皆さんと共に続けているチャリティ活動が、少しでも世の中のために役立つことができれば、と思います。みなさんの健康と安全を祈っています。
YOSHIKIは、2010年の自身の基金設立以来、現在まで様々な支援活動を行ってきた。2020年に入ってからも、オーストラリア森林火災の災害救助・復興支援を行う豪赤十字と、熱帯雨林の保護活動を行う米レインフォレスト・トラストの保全活動基金に対し、総額10万ドル(約1,000万円)の寄付している。
YOSHIKI 支援活動の様子
2019年には、台風19号の被災者支援に1,000万円、台風15号の千葉県被災者支援に1,000万円を日本赤十字社に寄付。レオナルド・ディカプリオが立ち上げた Earth Alliance によるアマゾン熱帯雨林基金に10 万ドル(約1,000万円)、京都アニメーション支援金の預かり専用口座に1,000万円など、支援を実施。
YOSHIKI 支援活動の様子
2018年には、北海道胆振東部地震で1,000万円、西日本豪雨災害で1,000万円の支援金を日本赤十字社に寄付。2017年には、アメリカで発生したハリケーン・ハービーの被災者にレコーディング・アカデミーのチャリティ財団 MusiCares(C)を通じて 10万ドル(約1,000万円)、2016年には熊本地震に際し日本赤十字社に1,000万円を寄付。
東日本大震災に対しては、2011年に愛用のクリスタルピアノのオークション落札額の約1,100万円、X JAPAN として出演したライブイベントの出演料全額、2015年に被災地・石巻で行ったX JAPANの震災復興ライブ収益金全額約2,800万円、2016年には復興支援オークションのドラムセットの落札額・約600万円を寄付している。
YOSHIKI 支援活動の様子
なお、日本赤十字社は、義援金の受付を 2021年3月31日(水)まで延長している。