地域密着型の演劇祭「第32回池袋演劇祭」 参加団体を4月10日まで募集中

2020年9月1日（火）～9月30日（水）に開催される「第32回池袋演劇祭」にともない、豊島区内の劇場・ホールで公演を行う参加団体の募集が4月10日（金）まで行われている。

池袋演劇祭とは、1989年から毎年実施されている地域密着型の演劇祭で、9月の1カ月間に豊島区内で公演を行う団体が参加し、一般公募で選出された100名の審査員の採点により大賞をはじめとするすべての賞を決定する。豊島区が推進する「国際アート・カルチャー都市構想」の一環として、「まち全体が舞台の誰もが主役になれる劇場都市」を実現し、演劇・劇場文化のすそ野を広げるため開催される、地域に根差したユニークな演劇祭だ。

審査対象公演の中から、公募による審査員の採点により、演劇祭各賞を選定、大賞に選ばれた1作品は、副賞として賞金30万円が贈られ、翌年度の演劇祭の招待公演として「あうるすぽっと」で共催公演を実施することができる。

参加資格は、池袋演劇祭開催期間中に豊島区内の劇場・ホール等で2日間、2回以上の公演ができる団体（プロ、アマを問わない）であること、審査用鑑賞券20枚を、演劇祭主催者に無料提供できることなどの条件があるので、応募する前にしっかり確認をしておこう。