カープ球団創立70周年を記念する「モニュメントスクエア」 ――歴代戦績や選手の名を銅板に刻む

2020.3.17
ニュース
スポーツ

佐々岡真司監督をはじめ歴代のOBが列席した、「モニュメントスクエア」のオープニングセレモニー

画像を全て表示(9件)

広島東洋カープは球団創立70周年を記念した「モニュメントスクエア」のオープニングセレモニーを行った。

カープロードの一角に設置された「モニュメントスクエア」


山本浩二氏の銅板


衣笠祥雄氏の銅板

「モニュメントスクエア」はJR広島駅からマツダ スタジアムへ続くカープロードの一角にあり、レンガ壁に銅板70枚が設置されている。この銅板には1950年から2019年までの、カープ球団の歴代戦績が刻まれている。さらに、球団70年の歴史を繋いできた監督、コーチ、選手など、計5,115名全員の名前も刻印された。

銅板の除幕式


カープの“歴史”に見入る佐々岡監督やOBたち


自分の名前を指さすOBの大野豊氏

オープニングセレモニーでは、佐々岡真司監督や安仁屋宗八OB会会長が挨拶を行った。

広島東洋カープは2020年、今年で球団創立70周年を迎えます。1950年からたくさんの監督・コーチ・選手の皆さんが引き継いでこられた歴史を、皆さんに分かち合えたらということでモニュメントスクエアを建設させていただきました。 地域の皆様、ファンの皆様に支えられながら、ここまで来たことを感謝申し上げます。この節目の年、監督としてV奪還そして日本一を目指して、皆様と共に頑張っていきたいと思います」(佐々岡真司監督)

佐々岡監督

「素晴らしいマツダ スタジアムが出来て、今カープの選手がものすごく強くなって戦っています。僕らからして、この球場は日本一きれいな球場だと思っています。そこでまたOBに対して銅版をこうして飾ってくれるということは、すごくありがたいと名誉に思っています。そして、一番喜んでいるのはファンの方じゃないかなと思います。あの人は何年に入っていた、あの人は何年におった、僕と同じくらいかなというのを楽しみに試合を見ながら、またこのプレートを見て二度楽しめるということで、僕はファンの人の方が一番喜んでくれているんじゃないかなと思います。佐々岡新監督が仕切って、チーム一丸となって日本一を目指してほしいなと思います」(安仁屋宗八OB会会長)

安仁屋宗八OB会会長

「モニュメントスクエア」の公開時間は、試合のない日・デーゲーム開催日は10:00~17:00、ナイター開催日は13:00~20:00。マツダ スタジアムを訪れた際には、カープ70年の歴史を形にしたこの地をぜひ訪ねたい。

イベント情報

広島東洋カープ主催試合

 場所:マツダ スタジアム(広島県)