東京二期会、シーズンのフィナーレを飾る特別コンサートでヴェルディ「レクイエム」を演奏
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(左から)ダニエーレ・ルスティオーニ、木下美穂子、中島郁子、城宏憲、妻屋秀和 (C)️Davide Cerati、(C)️Yoshinobu Fukaya/aura.Y2
2020年7月14日(火)~16日(木) 東京オペラシティ コンサートホールにおいて、東京二期会が、2019-2020シーズンのフィナーレを飾る特別コンサートとして、 ヴェルディ作曲「レクイエム」を演奏することになった。
指揮には、イタリアの若きスター指揮者・ダニエーレ・ルスティオーニを迎え、 東京二期会が誇る歌手たちとともにシーズンクローズに相応しい「レクイエム」を奏でる。
ヴェルディ「レクイエム」は、その壮大さと荘厳さから、死者の安息を祈るカトリック教会のミサ曲という枠を越えて、オーケストラのコンサートピースとして、多くの人々に普遍的な感動を与えてきた。東京二期会が主催としてヴェルディ「レクイエム」を演奏するのは、今回が初となり、2019-2020オペラ・シーズンを締めくくるにあたり、世界の人々をつなぐ平和へのメッセージを込めて、ヴェルディの傑作を演奏することを決定したという。
指揮を務めるダニエーレ・ルスティオーニは、東京二期会とは縁が深く、日本デビュー公演が2014年東京二期会『蝶々夫人』。17年2月『トスカ』でも再登場し人気を博している。海外ではさらに評価が高く、ミラノ・スカラ座、バイエルン州立歌劇場、パリ・オペラ座などで活躍。メトロポリタン歌劇場での『アイーダ』、ロイヤル・オペラ・ハウスでの『椿姫』など、ヴェルディのオペラでも世界的な賞賛を受けている。今回の指揮が、日本で初めてのヴェルディ作品の演奏となる。
ソリストは、木下美穂子(ソプラノ)、中島郁子(メゾソプラノ)、城宏憲(テノール)、妻屋秀和(バス)という、いずれもヴェルディ歌いとして定評のある4名が務める。東京二期会公演でも数多くの共演を果たしてきた東京フィルハーモニー交響楽団、そして二期会公演には欠かせない二期会合唱団とともに、特別な二夜を今夏の東京に贈る。
指揮:ダニエーレ・ルスティオーニ (C)️Davide Cerati
ソプラノ:木下美穂子 (C)️Yoshinobu Fukaya/aura.Y2
メゾソプラノ:中島郁子
テノール:城宏憲
バス:妻屋秀和
公演情報
G.ヴェルディ「レクイエム」