ドライブスルーで長野県・松本の食文化を堪能 『りんご音楽祭』が企画する『テイクアウトマルシェ松本』開催へ
5月5日(火)・6日(水)・9日(土)・10日(日)の4日間、長野県・松本市総合体育館にて、『テイクアウトマルシェ松本』が開催される。
『テイクアウトマルシェ松本』は、毎年9月に長野県松本市で開催されている音楽フェス『りんご音楽祭』が企画する、ドライブスルー形式で松本の食文化を堪能できるイベント。松本市内の飲食店約15店鋪が出店するという。
『テイクアウトマルシェ松本』は、富山県・富士市で行われている『テイクアウトマルシェ富山』を友人づてに知ったことがきっかけで誕生。『りんご音楽祭』主催の古川陽介氏は、新型コロナウイルス感染拡大による影響で壊滅的な売り上げ減少に陥っている飲食業、卸業、イベント業のため、イベント運営の経験や人脈を活用しようと『テイクアウトマルシェ松本』を企画。古川氏は、『りんご音楽祭』に関わる地元飲食店やイベントスタッフとともに同イベントに携わっている。
『りんご音楽祭』2019年のようす
『りんご音楽祭』2019年のようす
古川陽介氏のコメントは以下のとおり。
緊急事態宣言が延期され、コロナ疲れの深刻化が予想される中、少しでも外食の楽しみを提供したい気持ちと同時に、土日祝日に行うことで休日くらいは料理を作っている人の手助けになったらと思っています。また、テイクアウト事業を始める飲食店が増える一方で、「どの店がテイクアウトをやっているのか分からない」「道が狭くて車を止めて置ける場所がない」「店舗内に入るのが不安」などの課題も表面化しています。このような状況において、三密を避けて「分かりやすく」「安全に」「便利に」「楽しめる」ドライブスルーはとても魅力的だと考えました。
コロナ疲れも懸念される中、三密を避けつつも、生活に必要な食事に「楽しい」という要素を組み込めたらとの思いもありました。
これはコロナ騒動以前からも思ってたのですが、松本はテイクアウトやドライブスルーが少なく、小さい子供を育てる家族が外食を楽しむハードルが低くない現状もあります。
車というソーシャルディスタンスを確保された空間でご来場いただき、少しでも楽しい時間を過ごしてもらえたら嬉しいです。