中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい(NITRODAY)が松本穂香主演の映画『君が世界のはじまり』に出演
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(C)2020『君が世界のはじまり』製作委員会
2020年夏に封切り予定の映画『君が世界のはじまり』に出演するキャストが追加発表された。また、特報映像も公開されている。
『君が世界のはじまり』は、第40回すばる文学賞佳作を受賞するなど小説家としても知られるふくだももこ監督が、自身の短編小説『えん』と『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』を再構築して一本の映画にしたもの。脚本を『リンダリンダリンダ』、『もらとりあむタマ子』、『愚行録』などの向井康介氏が手がけている。主演に、『おいしい家族』でもふくだ監督とタッグを組んだ松本穂香を迎え、大阪のとある町で暮らす高校2年生・えんらの青春を描いている。
追加出演が発表されたのは、主人公・えんをとりまく高校生役のキャスト陣。えんの幼なじみ・琴子を演じるのは、今泉力哉監督作『街の上で』にも出演する中田青渚。純役で片山友希(映画『ここは退屈迎えに来て』など)、伊尾役で金子大地(ドラマ『おっさんずラブ』など)、岡田役で甲斐翔真(『仮面ライダーエグゼイド』など)らが出演。そして、ロックバンド・NITRODAYのVo & Gt小室ぺいが演技初挑戦にして、琴子が一目惚れする相手・ナリヒラを演じている。
追加キャスト陣のコメント、各登場人物のイメージクリップは以下のとおり。
中田青渚(琴子 役)
私が演じた琴子は口も態度も悪いですが、自分の気持ちに正直で、周りの人から、琴子の生き方が羨ましいと思われるような女の子です。普段の私は、琴子のように自分の気持ちに正直な人を羨ましく思っているので、琴子を演じることは新鮮であり、挑戦でした。監督や松本さんと撮影前から2人の関係性について何度も話し合い、大切に作りました。一瞬で過ぎ去ってしまう青春時代の儚さや苦しさがぎゅっと詰まっている作品になっていると思います。
片山友希(純 役)
5人、3人と奇数で集まることが多かった。心の中で2.2.1や2.1で分かれると、いつも私が余るんやろうなと思っていた。実際そうだった。仲良い子はいたけど、親友や幼馴染みといった特別な子は今もいない。その寂しさを知って、ずっと隠していた感情を声に出そうと思いました。
金子大地(伊尾 役)
ブルーハーツはもともと好きでよく聴くんですが、やっぱり最高だなと改めて思いました。台本を読んだ時に面白いと感じたことが映像にもしっかり出ていて、皆さんにも伝わると思います。僕の演じる伊尾はすごく繊細な人物だと思いました。簡単に伊尾のことを説明するのは難しいのですが、とにかく僕も葛藤しながら演じました。みんなでこの作品のために一生懸命作った作品なので是非観ていただきたいです。
甲斐翔真(岡田 役)
あの時みたいに何にも縛られず自由に生きたいなぁなんて青春時代を思い出すこともあると思います。そんな華やかな青春のイメージとはまた違った、思春期の高校生たちのリアルなもがきがこの映画から見えたらいいなと思います。誰にも言えないこと、言葉にできないこと、人それぞれ悩みがあると思います。悩むということがいかに人を育てているか、僕はこの作品で気付きました。たくさん悩んでたくさん想い出を増やしていきたいですね。
小室ぺい(ナリヒラ 役)
今回この作品を通して、青春時代というものがなんとあまりに痛々しいものであるかを数年ぶりに追体験することになりました。窓の外で止まったままの空、本当にそれがすべてだった日々。でもあの時感じていた、痛みやら焦りやら涙やら全部にまとめて火をつけた時、僕らは残った灰の中からやさしさを拾い集めることができるんじゃないか。そういう希望があるこの映画が好きです!是非皆さんよろしくお願いします。
『君が世界のはじまり』は2020年、夏 テアトル新宿ほか全国ロードショー。
作品情報
※新型コロナウィルス感染拡大の状況等により、公開延期となる可能性あり