「『12人の優しい日本人』を読む会」に出演した俳優が所属する、演劇集団・Prayers Studioが新メンバーを募集
Prayers Studio
2020年5月6日(水)にYouTube Liveにて行われた、「『12人の優しい日本人』を読む会」。本公演に出演した俳優が所属する、演劇集団・Prayers Studioが新人を募集している。
Prayers Studioメンバー募集
「『12人の優しい日本人』を読む会」は、三谷幸喜が東京サンシャインボーイズ時代に書き下ろした傑作会議コメディを、WEB会議アプリを使用して生配信した公演。出演者は、劇団東京サンシャインボーイズ上演時のオリジナルキャスト、吉田羊、そして、演劇集団Prayers Studioの代表・渡部朋彦と妻鹿ありか。渡部は亡き伊藤俊人が演じていた“12号”、妻鹿はパルコ公演時には鈴木砂羽が演じていた“8号”を務めた。
そんな二人が所属するPrayers Studioが新たな人材を募集している。Prayers Studioは、「時代にあった新しい演劇の発信法」と、「演技の質」にこだわって、特殊な活動をしてきた劇団。今回のリモート公演に先立ち、同劇団では早くから遠隔会議用アプリのZoomを使った上演を試しており、コロナ自粛が始まってからはZoomを使ったGWの無料企画を模索していた。本公演の配信はそんな彼らと、公演の発起人であった近藤芳正との会話から立ち上がった企画だ。
Prayers Studioオンライン稽古中
同劇団では、観客に喜んでもらえる質の高い作品を作るためには演技力の高い俳優が必要と考えている。それには、長時間集中し、高いパフォーマンスを求められるという舞台を何度も経験することが必要。そのため彼らは実践の中で鍛え上げられるよう、ビルの一室、僅か45平米の空間を「劇場」にして、とにかくお客様の前に何度も立つということを繰り返している。
また、演劇を広く一般の人たちに楽しんでもらえる新しい仕掛けを作りたい、とも考え、そこで生まれたのは、新しい形の公演だ。ドラマトライアルと命名し、同劇団では「観客参加型」の上演を行っている。ドラマトライアルでは、上演を鑑賞した直後、観客同士が互いの自由な感じ方考え方を語り合う「シェアリング」をし、多角的な視点から、より広く深く作品を楽しむ「対話型鑑賞」の手法を行っている。「シェアリング」を終えた後、観客自身が舞台にあがり、プロの演出家のナビゲーションを受けながらその役を体験し「役を生きる俳優感覚」を味わう「プチ俳優体験」という内容を提供している。ドラマトライアルは、2012年にスタートし、現在までに10作品のレパートリーを持ち、上演を繰り返している。今では多くの反響を呼び、リピート率50%を超える人気イベントとなっている。
PrayersStudio 稽古中写真
Prayers Studioが募集する新人オーディションの応募締め切りは、2020年5月25日(月)24時まで、郵便またはメールにて。興味を持った方は下記応募概要を確認しよう。
Prayers Studio メッセージ
クオリティが高いからこそお客様に楽しんではいただけます。
そして演劇の主要な要素に「俳優の演技」があることは、今回の「『12人の優しい日本人』を読む会」への反響からも明らかだと言えます。
Prayers Studioはこれからも質の高い作品を創るべく、研究・訓練そして作品作りに勤しんでまいります。
長年学び、訓練し、実践し、本番の舞台を通して演技術を科学的・論理的に研究してきたPrayers Studioですので、詳細で丁寧な指導で、これまでも期間中に確実に俳優力を伸ばしています。
一緒にクリエイティブでハイクオリティな作品創りをしたい同志の皆様のご応募をお待ちしております。
募集概要
代表:渡部朋彦
2020年5月25日(月)24 時応募〆切(必着) 郵便またはメールにて応募。
※書類審査通過者のみ、5月30・31日いずれかオンラインで実技審査を実施。
18 歳以上の男女経験問わず。
Prayers Studio の理念に共感し、貪欲に学ぶ意欲のある方ならどなたでも応募が可能。
http://prayers.jp/NewFace.html
<問い合わせ>
mail-info@prayers.jp 080-7004-8293
LINE: https://lin.ee/AkPqE7T