『いしむらなおがひとりぼっちでぼうけんする演劇vol.1』オンライン版が上演
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『いしむらなおがひとりぼっちでぼうけんする演劇vol.1』オンライン版
2020年5月24日(日)13:00より、石村奈緒(駄菓子屋ぺんぎん)による『いしむらなおがひとりぼっちでぼうけんする演劇vol.1』オンライン版が上演される。
本公演は、もともと5月3日(日)に栃木のアトリエほんまるにて上演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大をうけ中止に。そこで、台本をオンライン用に書き換え、YouTubeにて配信することが決定した。今回の企画では、松森モヘー(中野坂上デーモンズの憂鬱主宰)と大石晟雄(劇団晴天主宰)がそれぞれ石村にあてて書き下ろした一人芝居、『塗る』(作・演出 松森モヘー)、『五月二十四日』(作・演出 大石晟雄)の2本を上演するという。
■主宰・石村奈緒プロフィール/コメント
【プロフィール】
1992年生まれ。栃木県出身。
栃木県白鴎大学卒業後、2015年に演劇部の同期である海老原浩孝、平田でんの三人で劇団駄菓子屋ぺんぎんを旗揚げ。2016年上京し、ENBUゼミナール演劇・俳優コース、山崎彬クラスに入学。2017年の卒業後は栃木で自劇団の公演を行いながら、東京でもいくつかの劇団に客演で出演するなどして活動している。
【コメント】
はじめまして、石村奈緒です。
栃木県在住の役者が自宅から一人芝居を配信いたします。
はじめて自分がやりたいことを具体的に、考えました、恥ずかしながら。いままで栃木で公演をするときは、大学の演劇部の仲間たちが一緒でした。9年近く一緒にいると、どこからが自分でどこからが他人なのか正直わからなくなっていて、私の意見がみんなの意見で、みんなの意見が私の意見で、わたしの成功はみんなの当たり前で、わたしの失敗はみんなにとっての苛立ちの種になっていました。それはとてもとても不健康な関係になっていたように思います。
わたしはいつも、自信がなくて、なんとかひとに合わせて、にこにこ相槌を打って、生きてきてしまったけれど、大学1年、演劇部が使う421教室のドアの前、あの時わたしはただのひとりぼっちで、ちょっとだけ演劇がやってみたいなって気持ちで、勇気をもってドアを開けたはずで。そしてあの時のわたしのおかげで、わたしはそれまでの人生では考えられないくらい、いっぱいのひとと出会って、そのひとたちといろんな場所をぼうけんしました、させてもらいました。ですので、もう一度だけ、今度は勇気をもって、ひとりぼっちになって、ひとりぼっちでぼうけんしてみようと思います、恥ずかしいけれど。
もともとは栃木のアトリエでひとり芝居を上演予定でしたが、コロナウイルスの影響を受けて自宅配信という形になり、脚本演出のモヘーさん、大石さんが、コロナ禍を逆手にとって今しか出来ないような台本を書いてくださいました。東京の作演出家と、栃木にいながら稽古をし、公演をします。
どちらの作品も大好きで、楽しみです、皆様にもぜひ楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。
御来場お待ちしております!
公演情報
出演 石村奈緒
脚本・演出
『塗る』 松森モヘー(中野坂上デーモンズの憂鬱)
『五月二十四日』 大石晟雄(劇団晴天)
①13:00~13:30
『塗る』作・演出 松森モヘー(中野坂上デーモンズの憂鬱)
『五月二十四日』作・演出 大石晟雄(劇団晴天)
※途中10分程度の休憩がございます。
https://www.youtube.com/watch?v=lydDeJl9zQc
※開場は12:50です。
今公演ではカンパを募っております。もしよろしければご協力お願いいたします!
ofuse(クレジットカード対応)→https://ofuse.me/ofuse/notcampanella
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、youtubeで動画が誤って削除される事態が頻発しております。
今公演は生配信の予定ですが、万が一公演中に動画を削除されてしまった場合、前日に収録した映像をアップロードさせていただきます。ご理解、ご了承のほどをお願い申し上げます。
宣伝美術 鶴見真希