新たな映画館“アップリンク京都”のオープン日が決定 緊急事態宣言による延期をへて
アップリンク京都
映画館“アップリンク京都”が6月11日(木)に、京都・烏丸御池の複合施設“新風館”の地下1階にオープンすることがわかった。
アップリンク京都は、映画・映像ソフトの企画・製作・配給、映画館・ギャラリー・飲食店の運営を行う有限会社アップリンクが新たにオープンする映画館。同社は、2005年から東京・渋谷でアップリンク渋谷、2018年末からは吉祥寺パルコ地下2階でアップリンク吉祥寺を運営しており、アップリンク京都は3 館目に手がける映画館となる。
同館は、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう政府の緊急事態宣言により、当初予定していたオープンを延期していた。今回の緊急事態宣言解除を受け、新たなオープン日を決定した。なお、オープン当日の6月11日(木)は、アップリンク傑作選が特別価格で上映される。
アップリンク京都
アップリンク京都の73席、59席、44席、38席の4つのスクリーンは、それぞれが「レッド」「レインボー」「抹茶」「ストライプ」のコンセプトに基づいた壁紙、椅子を内装に採用。また、音響メーカー・田口音響研究所がアップリンク吉祥寺のために開発した平面スピーカーを全スクリーンに導入。イタリアのパワーソフト社製パワーアンプとの組み合わせで、DCPハイレゾ音源の可能性を最大限に引き出しているという。
そのほか館内では、アップリンク渋谷併設のキッチン“Tabela”によるオリジナルのスパイスドリンクやベイクドメニューをはじめ、漢方由来の“伊良コーラ”やクラフトビール、添加物の少ないソーセージを使ったホットドッグなどのドリンク&フードを提供するという。
同日グランドオープンとなる新風館は、歴史的建築物である旧京都中央電話局を一部保存・改修した複合施設で、新国立競技場の設計を手掛ける隈研吾氏が建築デザインを監修。アップリンク京都のほか、アジア初進出となる“エースホテル京都”や、関西初出店や新業態のショップ&レストランを含む全20店舗の商業ゾーン、ポップアップスペースがオープンする。