HYDE、清水崇監督、翻訳家・白石朗氏、女優・山谷花純が語るドラマ『アウトサイダー』の魅力 アーティストらの賞賛コメントを公開
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Amazon Prime Videoチャンネルの“スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-”で独占配信中のドラマ『アウトサイダー』を視聴したHYDEらアーティストやクリエイターのコメントが到着した。
『アウトサイダー』は、『ゲーム・オブ・スローンズ』で知られるHBO(R)による、スティーヴン・キング原作ドラマ。ジョージア州の小さな町で起きた11歳の少年の惨殺事件を題材に、不可解な超常現象に巻き込まれるベテラン刑事ラルフ(ベン・メンデルソーン)、私立探偵ホリー・ギブニー(シンシア・エリヴォ)らの姿を描く。また、ベン・メンデルソーン、ジェイソン・ベイトマンらも出演。5月28日(木)からは、最新エピソードとなる第6話の配信が始まっている。
ドラマを視聴したのは、HYDE(L'Arc〜en〜Ciel/VAMPS)や、小説家の冲方丁氏、俳優・モデルの栗原類、『呪怨』などの清水崇監督、多数のキング作品を翻訳してきた白石朗氏、女優の山谷花純ら、様々なジャンルのアーティストやクリエイターら。
コメント全文(五十音順)は以下のとおり。
冲方丁(小説家)
観ていて心臓がばくばくしてくるほどの緊張感。極上に洗練された強烈な何かが、 次々に画面を通して浴びせられる。平凡な日常が暗黒に支配されるさまから目が離せない。原作ではスティーヴン・キングの軽快な筆致が、ドラマでは濃密なドラマが味わえる。誰もがこの最高の体験に酔いしれるはず。
栗原類(俳優・モデル)
テンポが良くて気が付いたらあっという間に終わってしまった。台本の構築でミステリーとサスペンスのバランスが良くて各話何かしら印象に残るものがある。ジェイソン・ベイトマンの芝居も今作のスパイスで彼のテリーが魅力的。刑事物とホラーが好きな方にはとっておきのご馳走です。でもそうでない人も楽しめます。
清水崇(映画監督)
“やっぱり人が一番怖い”…この言葉が苦手だ。自然や未知の領域を軽んじた、つまらない大人の訳知り顔の言葉。理解し難い事象…今、新型コロナの猛威を前に僕らは人間性を問われている。本作は、未知の領域と対峙する人間の本性…両極の恐怖を描いている。
白石朗(翻訳家/原作『アウトサイダー』翻訳中〈文藝春秋より刊行予定〉)
なにげない日常が前ぶれもなく牙を剥くとき、人は現実の裏にひそむ異界の恐ろしさを知る。そして不可解な殺人事件の真相にたどりついたとき、あなたは「アウトサイダー」の意味を知らされる。
相馬学(フリーライター)
悪意と、殺人の伝染、それを俯瞰する不気味な何者か……絶対的な悪の存在を見据えた、『IT』に通じるキング原作ドラマの真骨頂。先行き不透明な今、このミステリーは強烈だ。2020年の『ツイン・ピークス』と、言い切ってしまおう!
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
ある日一瞬で生活も家族も全て壊される、地獄を煮詰めたような導入で一気に釘付け!謎を追うほど謎が増し恐怖が押し寄せる、ホラーとミステリーが見事に調和した物語に最後までグイグイ引き摺り込まれる!!
HYDE(アーティスト)
スティーヴン・キングはありえない恐怖をリアルに勘違いさせるのが上手だと思う。最近はリアルじゃないと怖くないからとても楽しめた。理解できない謎の事件を少しずつ紐解いてゆくと、じわじわ恐怖が現れてくる作品。こういう事件って本当にあって気がつかれる事なく闇に葬られるのかも知れないな。
山谷花純(女優)
冒頭から寒気がするほど不気味に感じる空気感に酔いしれ、知らぬ間に自分自身も物語の世界の一部となっていました。常識を覆す真実とは何か?新しいミステリーファンタジーと出会えて激しく高揚しました。