演出家・村田こけしを中心とした演劇ユニット・メロトゲニ、下北沢小劇場楽園にて新企画をスタート

演劇ユニット・メロトゲニが、2020年6月15日（月）〜21日（日）下北沢小劇場楽園にて新企画『メロトゲニ 7days challenge「　　　　　　」』を行うことが分かった。1週間という限られた創作期間でひと作品を創る。

「新型コロナウィルス感染拡大に伴う、劇場仕様のあり方を考え、1週間の創作期間のあらゆるところを生配信する」ことを主旨にした企画となり、演目タイトル・脚本執筆をはじめ、全てのことを5日間で行うため、タイトルはまだ「　　　　　」。6月20日（土）、6月21日（日）の2日間は創作した作品を有料ライブ配信する。

客席をどのように組んでいくのか、ソーシャルディスタンスを保った稽古空間とは…など、あらゆる創作過程を6月15日（月）11:30〜より、メロトゲニYoutubeチャンネルにて無料生配信を開始、演劇の置かれている状況の一端を少しでも伝えられたらと考えている。

メロトゲニとは、札幌の劇団「おかめの三角フラスコ」を経て、2015年、作家・演出家の村田こけしを中心に、女優・原彩弓、美術・金子ゆりが立ち上げたユニット。2019年秋、新メンバー、まちだまちこ、白鳥雄介、めんたいこを加えてパワーアップし、音楽や服飾美術に富んだ作品を放っている。メロトゲニはMellow（熟れた・満たされた）+ otogeny（個体発生）からなる造語であり、「役者・美術・脚本家という違う個体同士が混ざり合う」という意味合いを持つ。

創作過程も、作品も、”すべてを”見せるメロトゲニが創り出す、創作ドキュメンタリー＆フィクション作品に期待したい。