ミオヤマザキ 新曲「DIY」はトランプで届ける、「曲を聴くまでの過程も大事にして欲しい」
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ミオヤマザキ
ミオヤマザキが、6月30日に新曲「DIY」をリリースすることを発表した。
「いまどうしてる?」「ぴえん」に続き、3か月連続でのリリースとなる。
今回のリリースは、6月16日のインスタライブにて、作曲者でもあるギターのtakaが突然発表。takaによる思い付きの発言で、他のメンバーも聞かされておらず困惑した様子だったが、急ぎで実施されたレコーディングも無事に終え、なんとかリリースすることができるようになったという。
また、先月リリースされた楽曲「ぴえん」は、ルービックキューブを解いて楽曲を手に入れるというものだったが、今作はトランプで楽曲が聴けるという、ミオヤマザキらしい奇策が講じられている。
「ミュージックトランプ」と名付けられたそのトランプには、QRコードが全216個描かれており、その中で楽曲を聴ける正解のQRコードは1種類のみとなる。このアイデアの中には、リリースするだけでなく“音楽の届け方”に工夫を凝らすことで、より楽曲を楽しんでほしいというミオヤマザキなりのファンへの想いが込められている。
■ミオヤマザキVo.mio コメント
先月の『ぴえん』に引き続き、私たちは新曲を出します。
良い音楽を作るためにたくさん考えているのはもちろんのこと、最近私たちは、「音楽をみんなに届ける方法」をいつも考えてます。
昨今、みんな曲をリリースってなったら「リリースします!」「配信しました!」ってやりますよね。そう、リリースする形が必ずしもCDである必要がなくなってきたんです。
YouTubeに出したり、サブスクリプションで配信をしたり、SNSに貼ったり、それをみんなは聞いてくれて、広めてくれたりする。それが悪いことではない。今までより簡単に手に入って、今までより簡単に聴くことができる。
でも簡単になってしまったことに慣れて欲しくないな。て。
新曲が出るまでのワクワクとかライブの
簡単になることや、便利になることは悪いことじゃない。でもね、想像してみてください。
例えば遊園地。ガラガラな遊園地って入って楽しいですか?
それが5分、10分で乗れちゃったら、飽きませんか?ジェットコースターに何時間か並んで待つから、乗ったときの楽しさ、喜びって倍増しますよね?
その時間にいろんな話をして、ワクワクしてから乗るから楽しいですよね?
私たちは「曲を聴くまでの過程も大事にして欲しい。」そんな気持ちで「音楽をみんなに届ける方法」を私たちは考えてます。
ルービックキューブの次はトランプ。
私たちは、CD以外で日常に音楽が寄り添うような届け方を
これからも『DIY』していきます。