緑黄色社会、無観客ライブ配信で19曲を熱演 新曲「夏を生きる」も初披露
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緑黄色社会『SINGALONG tour 2020 -夏を生きる-』 Photo by 安藤みゆ
2020年7月24日(金・祝)、緑黄色社会が無観客配信ライブ『SINGALONG tour 2020 -夏を生きる-』を開催した。本公演のオフィシャルレポートが到着したのでお届けする。
緑黄色社会が7月24日(金・祝)に無観客配信ライブ『SINGALONG tour 2020 -夏を生きる-』を開催。本来5月から予定されていたが、コロナウイルス感染症拡大防止のため11月に延期となった全国ツアー『SINGALONG tour 2020』を待ちわびるファンのために一足早く無観客配信という形でライブパフォーマンスを届けた。
4月に配信リリースされたアルバム『SINGALONG』のタイトル曲「SINGALONG」で厳かに幕を開けると、長屋晴子(Vo./Gt.)の「やっとできたよSINGALONGツアー!」の声を合図にすぐさまアップチューンの「sabotage」で一気に”リョクシャカ”ワールドへ引き込む。
緑黄色社会『SINGALONG tour 2020 -夏を生きる-』 Photo by 安藤みゆ
「生配信だからこそリアルタイムなことができたらいいな」と、ステージ上でスマホをチェックしながらSNSに投稿された視聴者からのコメントに応えるなど、普段のライブとは違う生配信ならではアプローチでファンとのコミュニケーションを楽しむ。さらに長屋が歌いながら配信用カメラを手に持ち、ステージ上を所狭しと動き回りながらメンバーを撮影する一幕も。
そして、「2月に上京して、それからすぐおうちで過ごす時間が長くなって、その間家族や友達など会いたい人の顔がたくさん浮かんだ。いまメンバー全員の頭に浮かんでいるのは画面の向こうで観てくれているみんなの顔」と、上京をテーマに制作したというバラード「冬の朝」をしっとりと丁寧に歌い上げた。
緑黄色社会『SINGALONG tour 2020 -夏を生きる-』 Photo by 安藤みゆ
さらにこの日はうれしいお知らせも。自粛期間中に制作された新曲「夏を生きる」が7月31日(金)に配信リリースされることを告げると、同曲を初披露。みずみずしくも熱い”夏うた“を充実した表情で届けてくれた。
後半戦は、小林壱誓(Gt./Cho.)が「画面の向こうにいるみんなと必ずまたライブハウスで会おうという約束の歌」と位置付けた「Brand New World」に始まり、息つく間もなく「あのころ見た光」「Mela!」「Shout Baby」などのアップチューンで疾走、長屋の声とメンバーが奏でるサウンドの融合によって生まれる無限の表現力を見せつけてくれた。
緑黄色社会『SINGALONG tour 2020 -夏を生きる-』 Photo by 安藤みゆ
そしてうれしいお知らせがもうひとつ。発売が延期となっていた「SINGALONG」のCDが9月30日(水)にリリースされることも発表。既に発表されている初回生産限定盤と通常盤に加え、<初回生産限定夏を生きた盤>を加えた全3形態でのリリースとなる。夏を生きた盤には「夏を生きる」などが収録されるとのことなので続報を待ちたい。
ラストはハートフルなナンバー「愛のかたち」で全19曲の熱演は幕を閉じた、公演中メンバーが何度も「楽しい」と繰り返し、それを体現するかのように終始笑顔にあふれていたのがとても印象的なライブだった。
尚、このライブの模様は9月27日(日)WOWOWにて放送予定。
また、「夏を生きる」のジャケットビジュアルも解禁された。こちらは米津玄師「パプリカ」のMVなどを手がけたRYU KATOによるもの。
緑黄色社会「夏を生きる」