関西ジャニーズが集結「ジャニーさんに“関西チームで、こんなことができるようになったよ”と報告できるのが誇らしい」
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関西ジャニーズ/Johnny’s DREAM IsLAND
関西ジャニーズ勢が2020年7月28日、「なにわの日」と題して地元大阪の日本万国博覧会記念公園 太陽の広場より生配信『Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~』を開催。当日のオフィシャルレポートが到着した。
「なにわの日」と題した2020年7月28日、関西ジャニーズ勢が地元大阪から、この夏もっとも熱いエンターテイメント『Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~』を届けた。
無観客ライブの会場となったのは、関西を象徴する場所「日本万国博覧会記念公園 太陽の広場」。1970年の大阪万博から50周年という節目の年に、大阪の空に高くそびえ立つ大阪万博のシンボルでもある「太陽の塔」を背負い、関西ジャニーズ勢の新たな歴史をスタートさせた。
先輩から後輩へと受け継ぎ、関西ジャニーズJr.が毎年8月に開催してきた大阪・松竹座公演。その舞台で仲間と切磋琢磨し、お互いを高め合う夏を経験してきた関ジャニ∞、ジャニーズWESTに加え、なにわ男子、Lil かんさい、Aぇ! groupを含む関西ジャニーズJr.総勢73名が一堂に会し、今夏最大のビッグイベントを一丸となって盛り上げた。
関ジャニ∞の村上信五は「ジャニーさんに“関西チームで、こんなことができるようになったよ”と報告できるのが誇らしい。関西ジャニーズ勢の先頭に立って、走っていきたいと思います」と胸を張る。
開演が近づくと降り続いていた雨が上がり、雲の隙間からオレンジの夕日がほんのり顔を出した。心地よい風が吹く中、“関西ジャニーズ大集結!728祭(読み:なにわさい)”が幕を開けた。
オープニングは後輩から先輩へ、それぞれのオリジナル曲を歌いつないでいく。最後のバトンを受け取った関ジャニ∞は出演者全員を引き連れ、疾走感あふれるサマーチューン「罪と夏」で勢いづけた。
その後もメンバーカラーメドレーや、関ジャニ∞「ブリュレ」、ジャニーズWEST「YSSB」などのダンスナンバー、そしてグループの垣根を超えた「関西エモエモコラボメドレー」では関ジャニ∞とAぇ! groupの2バンドスタイルで魅せた「勝手に仕上がれ」、ジャニーズWESTとなにわ男子が歌う「ダイヤモンドスマイル」、小中学生を中心としたフレッシュ関西ジャニーズJr.が、先輩たちと元気に歌い踊る「ええじゃないか」など、ここでしか見られない貴重なコラボレーションが次々と生まれた。
そして今回のテーマのひとつは、現実世界でのソーシャルディスタンスを打ち破る「ゼロディスタンス」。本公演の生配信を楽しむ全観客の視聴
心の距離もより近く、タレントとファンが心を寄り合わせる企画を実施。イベント公式Twitterを立ち上げ、メンバーカラーメドレーの披露曲を募集するなど、“今まで通り”を求めるのではなく、“これからの形”をともに考え、作り上げていった。さらにイベント中盤には、「ゼロディスタンス」を体感できるゲーム企画「ゼロディスタンス絵描き歌」を実施。メンバーがカメラ越しのアクリルパネルに絵を描くと、ファンとの距離は急接近!真剣になりすぎて思わず素になったメンバーの顔が、すぐそこに感じられるゲームで盛り上がった。
締めくくりは、今の勢いある関西ジャニーズJr.を象徴する楽曲「関西アイランド」。フレッシュなJr.に先輩たちも混ざり、広場芝生いっぱいを使ったパフォーマンスを繰り広げた。一度はステージを後にしたメンバーたちだが、「画面越しのアンコールが聞こえた!」と再び太陽の塔の前で、『バンバンッ!!』を。最後は全員が手をつなぎ、関ジャニ∞のお決まり横山裕の「俺たちが、最高で最強の~」のコールに合わせ、全員が「関西ジャニーズ!」と大きな大きな声を太陽の広場に響かせた。
季節を感じづらい今の状況だからこそ、本公演には夏を感じてもらえる演出をあちこちに散りばめた。涼しげに噴き上がるウォーターキャノンや空を彩る打ち上げ花火、ドローンを使った野外ならではの壮大な映像。
そんな風景とともに、エンディングには大阪の景色が映し出された。
また、夢のある映像やライブの裏には本イベント趣旨に賛同、ロケ協力など全面バックアップしてくださった大阪府の存在がある。頼もしい地元の力を得てステージに上がった全員が、関西への愛をたっぷり込めた1時間52分、アンコール含む全27曲の熱いライブとなった。この熱量は、さらに大阪松竹座へ。毎年恒例の松竹座公演を、今年は関ジャニ∞、ジャニーズWEST、関西ジャニーズJr.の各グループが行う予定。
これまで関西ジャニーズは、先輩から後輩へと手渡しで伝統を受け継いできた。先輩タレントが後輩Jr.グループに、これだけ楽曲を提供しているのも関西ならでは。大倉忠義と安田章大が楽曲制作をした『Can’t stop』や、ジャニーズWESTの神山智洋が作詞・作曲、振り付けまでを手がけた『Game of Love』などを本公演でも披露した。
そんな先輩の愛情を受け取り背中を見て後輩が育ち、後輩の思いに先輩が胸を貸す。それが関西ジャニーズの強さであり、志。その伝統を胸に、新しい関西の時代を作る一歩を踏み出した。