幸四郎、猿之助、愛之助、勘九郎、七之助、中車ら　歌舞伎座『八月花形歌舞伎』に出演する歌舞伎俳優のメッセージ動画を公開

本日2020年8月11日（火）に、YouTubeチャンネル「歌舞伎ましょう」にて、歌舞伎座『八月花形歌舞伎』に出演する歌舞伎俳優たちからのメッセージ動画が公開された。

歌舞伎座が2月公演の千穐楽以来、五ヶ月ぶりに『八月花形歌舞伎』で再開した。第一部は歌舞伎舞踊の人気作『連獅子』、第二部は狂言を題材にした松羽目物の舞踊『棒しばり』、第三部は名作「義経千本桜」より華やかな舞踊『吉野山』、第四部は男女の不思議な巡り合いを描いた傑作『与話情浮名横櫛』をお届けしている。

今回配信されたのは、『八月花形歌舞伎』の出演者からのメッセージ。第一部『連獅子』より、片岡愛之助、中村壱太郎、中村橋之助、中村歌之助。第二部 舞踊『棒しばり』より中村勘九郎、坂東巳之助、中村扇雀。第三部「義経千本桜」舞踊『吉野山』より市川猿之助、市川猿弥、中村七之助。第四部『与話情浮名横櫛』より松本幸四郎、中村児太郎、片岡亀蔵、市川中車、坂東彌十郎が登場。それぞれが歌舞伎座の楽屋にて、舞台に出演する前後に、出番の衣裳で撮影。メッセージは歌舞伎ができる喜び、歌舞伎の底力を信じる様子が伝わってくるものとなっている

なお、『八月花形歌舞伎』は、新型コロナウイルス感染症対策のため政府や自治体のガイドライン、感染症に関する専門家の意見を参考に、十分な対策を行った上で上演。今回は幕間の無い構成で、各部に1演目ずつ上演時間も約1時間程度、初の四部制で行っている。