「円谷プロ作品」と「ウルトラマン」の系譜がいま明らかに『特撮のDNA―ウルトラマン Genealogy』見どころ、新ビジュアル公開
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『特撮のDNA―ウルトラマン Genealogy』ポスター (C)円谷プロ (C)特撮のDNA製作委員会
9月5日(土)から10月18日(日)にかけて、東京ドームシティ Gallery AaMoで『特撮のDNA-ウルトラマン Genealogy』が開催されるが、同展の見どころを一部公開するとともに、新ビジュアルも公式サイトで発表された。
展示ではウルトラマンのマスクの変遷や、撮影当時に使用していたスーツなどが先行紹介された。その他の展示内容も一部公式サイトで公開中だ。
ウルトラマン 姿形のナゾ?
左からAタイプ Bタイプ Cタイプ (C)円谷プロ (C)特撮のDNA製作委員会
『ウルトラマン』の撮影には3種類のマスクが使われている。当初はウルトラマンが“しゃべる”設定だったので、 口元が柔軟性のある素材で作られたAタイプを使用。しかし撮影が進行するに連れ口~頬のシワが目立つようになり、強度のあるFRPで再製作したBタイプに変更(第14話以降~)。撮影の後期に再度、スーツを作り直す際に口や目元のバランスを調整したCタイプ(第30話以降~)に変更され、現在に至るという。
ウルトラの父とウルトラの母が登場したときの衝撃
左から『ウルトラマンA』 登場Ver 『ウルトラマンタロウ』 登場Ver 【展示:ウルトラの父 マスク】 (C)円谷プロ (C)特撮のDNA製作委員会
ヒーローにも家族がいた。宇宙警備隊の大隊長であるウルトラの父と、銀十字軍隊長のウルトラの母は、ウルトラ兄弟から実の親のように慕われる存在。ウルトラの父は『ウルトラマンA』で初登場。『ウルトラマンタロウ』ではタロウと血のつながる父親として、その勇姿を披露した。
格闘技を得意とする武闘派の上半身
展示:ウルトラマンレオ 胸像 (C)円谷プロ (C)特撮のDNA製作委員会
昭和のウルトラマンシリーズで使用されたスーツは、素材の劣化が進み、現存するものはごくわずかだ。 展示品は貴重な当時の姿を保存するため、スーツを補強して胸像化したもの。 経年とともにウレタンが劣化して崩れてしまうため、型どりをするか、こうして補強・固定するしか保存の方法はないという。
豪州帰りのグレートなヤツ
展示:ウルトラマングレート ミニチュア (C)円谷プロ (C)特撮のDNA製作委員会
オーストラリアと合作された『ウルトラマンG(グレート)』の撮影に使用されたミニチュア人形。こうした遠景撮影用のミニチュアやマペット(ギニョールとも呼ばれる)は、サイズ違いや電動で一部を動かせるものなどがあり、用途によって使い分けられた。本展示品はウレタン製だが比較的劣化が少なく、その勇姿を今に伝えている。
上記のほかにも貴重な展示が並ぶウルトラマンファンには見逃せない内容となっている。前売は本日18:00から発売開始。詳細は公式サイトで確認を。
イベント情報
■会期:2020年9月5日(土)~2020年10月18日(日)
■会場:東京ドームシティ Gallery AaMo(東京都文京区後楽1-3-61)
■営業時間:平日 12:00-20:00/土日祝 10:00-19:00 ※最終入場は、 閉場30分前まで
■主催:特撮のDNA製作委員会/株式会社イーステージ
■お問い合わせ先:help@cs-center.info
■公式サイトURL: https://www.tokusatsu-dna.com/statics/ultraman
※最終入場は閉場30分前までとなります。
※会期中休館日なし。
※混雑状況により、 待ち時間が発生してしまう場合がございます。 予めご了承ください。
※本イベントでは、 新型コロナウイルス感染予防対策として、 入場制限・換気強化・消毒(手指・場内)の徹底・
ソーシャルディスタンスの確保・検温の実施・マスク着用の徹底・体調不良のスタッフの勤務禁止の徹底他、 十
分な感染予防対策を実施した上で開催を予定しています。 感染予防対策の詳細につきましては、 ご来場前に公式
サイトにてご確認くださいますようお願い申し上げます。
●公式WEBサイト: https://www.tokusatsu-dna.com/statics/ultraman
●Twitter: https://twitter.com/Tokusatsu_DNA
(C)円谷プロ
(C)特撮のDNA製作委員会