明日海りお×高橋真麻の特別対談、収録レポートが到着 『宝塚への招待 明日海りおスペシャル』
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明日海りお、高橋真麻
5年半の長きにわたって花組のトップスターを務め、2019年11月に惜しまれつつ退団した明日海りおのスペシャル番組が、2020年8月29日(土)WOWOWにて放送される。今回のスペシャル番組では、2019年2月から4月に宝塚歌劇団の花組で上演された祝祭喜歌劇『CASANOVA』とともに、大の明日海りおファンとして知られるフリーアナウンサーの高橋真麻と明日海による特別対談も放送予定。このたび7月に都内スタジオにて行われた特別対談の収録レポートが届いたので紹介する。
なお、SPICEでは、番組に関連して明日海へのインタビューも行っているのでそちらも合わせてチェックして欲しい。
今年4月に長女を出産した高橋にとって、この日の収録は産休明けで、仕事を再開した初日に実施。仕事復帰直後に、大ファンである明日海と対面することとなり、「本当に緊張しすぎています。高校生の時に、好きな人に告白するのを待っている時の状態と一緒。20年ぶりにその感覚を味わいました。今日ほど、この仕事をして良かったなと思ったことはありません。でも、今日ほどソーシャルディスタンスに腹が立ったことはなかったです。もうちょっと近づきたかった」と興奮しきりの高橋。だが、収録が始まるとそこはプロフェッショナル。収録中は、アナウンサーとしてしっかりと質問を投げかけた。
明日海の魅力を「ずっと私はファンとして拝見させていただいて。私が感じていた明日海さんの魅力とは、お美しさはもちろんですし、歌と踊りとお芝居の全部が突出していて。お上手なのにすべてのバランスがとれていると思っていたんです」と語る高橋は、「私自身はどちらかというと、はつらつとした役よりも、明日海さんが眉間にしわを寄せているような役が好きで。ちょっと苦悩するような役にシビれていました」とせつせつとその思いを語るひと幕も。その上で高橋は「でも私自身も大ファンで、かなり前の方に座っているのに、双眼鏡で見ていましたから。見られている側は大変だったのでは?」と質問を投げかける。
それには「いえいえ、お客さまの熱い思いやラブコール、視線はうれしかったんです」と返答した明日海。「お客さまとも家族という感覚があるというか。甘えてはいけないけど、なんだかアットホームな感じはありましたね。それぞれの役者にも、下級生のころから応援してくれるファンの方もいらっしゃいますし、組や、宝塚全体が好きという方もいらっしゃって、とても心強かった。宝塚大劇場や東京宝塚劇場といった本拠地じゃない会場でコンサートをしても、それでも雰囲気が変わらないんですよね。宝塚でつながっているわれらの絆はすごいなと思いましたね」としみじみ。そして高橋に「男役を見るポイントってどうなんですか?」と質問を投げ返すひと幕もあった。
明日海りお、高橋真麻
「これが人を好きになるのと一緒で、なかなか言葉では説明できないんです。ひと目ぼれのような、不思議な感じなんですよね」と語った高橋は、その上で明日海の魅力を「明日海さんは本当に特別な存在なんです。ときめきを与えてくれるし、夢の中の存在のようでもあるし。だから現実にお会いするというのが、今日まで想像できなかった。どこが好きなのと言われたらパッと言えないんですよね。歌も好き、ダンスも好き、お芝居も好き、あのなんともいえない表情も好きだし、上からバーッと羽根を背負った時の、あの全部を包み込むところも好きだし。横浜アリーナでコンサートをやったら、
熱い思いを吐露し、思わず「こんなに大好きすぎて引かれないですかね」と心配してしまう高橋だったが、明日海は「でも客席を眺めていても、好きな方の気持ちはすぐに分かりますよ。それだけでやっている方はエネルギーになったのですごくうれしいです。だから私も信じられなくて。ニュースやバラエティーに出られて、すごく活躍している真麻さんが、こんなにもすごいハートで見てくださっているなんて、なかなか信じられなかったです」と笑顔。
あこがれの明日海と対談し、「子どもができた時も、産休育休中も明日海さんのDVDを見せて、英才教育をしていました。私の人生の軸がけっこう明日海さんで染まっていまして。それだけ明日海さんが好きという中で、今日が産休明けで。お仕事に復帰する初日の仕事がまさかの明日海さんとの対談だったので。そもそも(産休で)3カ月のブランクがあった上に、舞い上がってしまいました」と振り返る高橋。その言葉に終始笑顔を見せていた明日海も、「真麻さんは本当に輝きがあるというか。血色もいいし、ポジティブというか、朗らかオーラが。それはもともと持っていらっしゃるものだと思うんですけど。私もすごく好きです」と互いにラブコールを送りあった。