『朝霧JAM』2020年の開催を見送り
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朝霧JAM
10月10日(土)~11日(日)に開催を予定していた『朝霧JAM2020』の開催を見送ることが発表された。
徹底した感染予防対策を施すことを前提に、今までの開催スタイルは変わっても開催実現に向けて模索しながら、出演者・スタッフ、そしてボランティア・開催地域の方、協力団体・後援自治体との話し合いを重ねてきた『朝霧JAM』。静岡県の新型コロナウイルス警戒レベルは現在も「レベル4」から引き下がることはなく、感染が拡大している地域からの来県自粛、及び行動制限の要請、全国的に感染が拡大傾向にあることを踏まえ、開催を来年に見送る決断に至ったという。
朝霧JAM実行委員長 秋鹿 博 コメント
「朝霧高原を音楽のメッカにしよう!」をスローガンに、2001年よりスタートした朝霧ジャムは、本年で20年の歳月を経過しました。
秀麗な富士山が見守る中で、世界一流のアーティストが、牛が草をはむ中で演奏する心の和む音楽祭として、リピーターの心をつかみ大きく成長しました。これも偏に、地元の皆様のご理解とご協力があってこそだということを忘れてはならないと感謝しています。
ところが、昨年の19回目の朝霧ジャムは、猛烈な台風19号の襲来によって開催することができずに涙をのみました。それだけに、今年こそはと意気に燃えるボランティア団体 朝霧ジャムズ は20回目の開催を、固唾を飲んで見守っていました。
4月7日の緊急事態宣言後、医療関係者の方々の努力と国民の理解と協力によって、収束の方向に向かったのも束の間、7月に入ると感染が、都市部を中心に広がり続けてしまいました。
この現実を真摯に受け止め、来場者の安全を最優先に考えた、この音楽イベントの企画会社である(株)スマッシュの決断に同意して、開催を断念することに至りました。
今日まで、辛抱強く見守っていただいた富士宮市をはじめ朝霧高原地域の皆様のご尽力に衷心より深く感謝する次第です。
最後に、一日も早い新型コロナウイルスの収束と、朝霧ジャムにご関係いただく皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
朝霧JAM実行委員長 秋鹿 博