第31回池袋演劇祭で大賞を受賞した劇団・電動夏子安置システムがクラウドファンディングを開始
電動夏子安置システム 集合写真
創立20周年を迎えた劇団・電動夏子安置システムが、クラウドファンディングを開始した。
2019年、第31回池袋演劇祭で、50以上の演目が参加する中で大賞を受賞した当劇団は、『ロジカル・コメディ』と称される唯一無二のコメディで観客を魅了している。
今年20周年を迎え、毎月様々な企画を発信するつもりで準備を進めていたが、新型コロナウイルスによって大幅な企画変更を余儀なくされた。2020年8月に予定していた舞台公演も来年に延期。当初の想像よりも長引くこの状況に、劇団の運営もひっ迫している。
そんな中、11月には下北沢で第43回公演『エントツ女王と煙たい町』の上演を企画しているが、現在各劇場では客席数を半分以下に制限しているため、収入の見込みは限定的となる。しかしこのような状況下であっても当劇団は、通常の劇場観劇と共に公演の配信も行う予定だ。
劇団の運営、11月の公演やその先の公演を見据えて、このたび劇団はクラウドファンディングを始めることを決意。「何より、再び劇場が元の姿に戻る日まで旗を降ろしたくはないのです。」と主宰の竹田哲士は力強く語っている。
竹田は加えて「影響を受けていない業種などはなく、我々だけが苦しいわけではない事は重々承知しておりますが、この困難な状況下で旗を立て続けるためのお力添えをいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。」と述べている。
クラウドファンディングの詳細については、劇団の公式ホームページおよび公式Twitterに記載されている。
クラウドファンディング情報
電動夏子安置システム クラウドファンディング詳細
公式ホームページ:http://www.dna-system.com/
公式Twitter:https://twitter.com/dnasystem?lang=ja