笑の内閣、2年ぶりの新作公演を上演 「一度決めたら止められない」コメディを描く
2020.9.8
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第28次笑の内閣『東京ご臨終~インパール 2020+ 1』
2020年9月20日(日)~22日(火・祝)THEATRE E9 KYOTOにて、第28次笑の内閣『東京ご臨終~インパール 2020+ 1~』が上演される。
笑の内閣は、2005年に京都で旗揚げされた劇団。これまで、時事ネタ劇団として現代における数々の問題を風刺してきた。今回は、第二次世界大戦のビルマ戦線において行われた「インパール作戦」と、2020年の開催が延期された東京オリンピックの舞台裏という二つの時間軸が交差する、笑の内閣2年ぶりの新作だ。
1944年3月、インド帝国北東部に位置するインパール。ジャングルや険しい山脈が待ち受ける中、軍内部でも慎重な意見があったものの、牟田口廉也中将の強硬な主張により決行されたこの作戦は、莫大な犠牲を払い歴史的敗北を喫した。一方2020年の東京でも、ボランティア問題や環境への配慮、競技時期の暑さ、さらに新型コロナウイルスの影響が拍車をかけるように、東京オリンピック開催への課題は山積み。今作ではこの無謀な計画をインパール作戦になぞらえ、「一度決めたら止められない」コメディを描く。舞台美術では、Web会議システム・Zoomの様子を再現。俳優は冒頭よりZoomのミーティング画面を真似た窓から登場し、ある時は閣僚会議、ある時は談話と、様々な会話を繰り広げていく。
今回は来場
公演情報
第28次笑の内閣『東京ご臨終~インパール 2020+1~』
■日時:
2020年9月20日(日)~ 9月22日(火・祝)
※受付開始・開場は開演の30分前です。
※上演時間は約100分を予定
■会場:THEATRE E9 KYOTO(京都市南区東九条南河原町91)
■来場 (映像配信付き)
[指定席/日時指定/事前精算のみ/税込]
一般3,000円 高校生以下一律500円
笑の内閣応援 5,000円 ※有料パンフレットデジタル版付き
■映像配信
[日時指定/税込]
一律 2,000 円
全ステージ生配信・2 週間映像配信付き
■出演:
熊谷みずほ
髭だるマン(笑の内閣)
西分綾香(劇団壱劇屋)
和泉聡一郎(劇団道草)
由良真介(笑の内閣)
藤原大介(劇団飛び道具)
高間響(笑の内閣)
京都芸術センター制作支援事業
協力:劇団FAX、劇団壱劇屋、劇団飛び道具、劇団トム論、劇団トランジェントキングダム、劇団なかゆび、劇団道草
提携:THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
主催・企画・製作:笑の内閣
詳細(THEATRE E9 KYOTOホームページ):https://askyoto.or.jp/e9/ticket/20200920
■あらすじ
太平洋戦争末期の1944年。敗戦が濃厚になった大日本帝国で、ビルマ方面軍参謀の牟田口廉也は、ビルマからインドに抜けイギリス軍の重要拠点・インパールを急襲するという作戦を立てる。しかし、ビルマからインドに抜ける道は、道とは名ばかりのジャングルと3000m級の山脈だった。牟田口以外誰もが「成功するわけがない」と思ったが口に出せず、なし崩し的に作戦は決定。案の定まともに進軍できなくても「一度決まったからには止められない」まま最悪の事態は進んでいく。一方、舞台は2020年。この状況では来年でもオリンピックは開催できない、そう誰もが思っていても止められないまま進んでいく。笑の内閣の最新作は、過去と現代が目まぐるしく入れ替わる「一度決めたら止められないコメディ」
太平洋戦争末期の1944年。敗戦が濃厚になった大日本帝国で、ビルマ方面軍参謀の牟田口廉也は、ビルマからインドに抜けイギリス軍の重要拠点・インパールを急襲するという作戦を立てる。しかし、ビルマからインドに抜ける道は、道とは名ばかりのジャングルと3000m級の山脈だった。牟田口以外誰もが「成功するわけがない」と思ったが口に出せず、なし崩し的に作戦は決定。案の定まともに進軍できなくても「一度決まったからには止められない」まま最悪の事態は進んでいく。一方、舞台は2020年。この状況では来年でもオリンピックは開催できない、そう誰もが思っていても止められないまま進んでいく。笑の内閣の最新作は、過去と現代が目まぐるしく入れ替わる「一度決めたら止められないコメディ」