女優・池田エライザが原案・初監督 映画『夏、至るころ』の日本公開が決定「穏やかで希望が湧いてくる映画ができました」
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(C)2020「夏、至るころ」製作委員会
映画『夏、至るころ』が12月4日(金)に公開されることが決定した。
『夏、至るころ』は、女優の池田エライザが初監督を務める映画。10代で上京した池田自身のエピソードを原案に、オリジナル脚本を映像化した作品だ。福岡県田川市を舞台に、緑あふれる故郷で友情を育んできた男子高校生の翔と泰我が、夏祭りを前に初めて自分の人生と向き合い、それぞれの一歩を選びとる姿を描いているという。今年2020年に韓国で開催された第21回全州国際映画祭、中国の第23回上海国際映画祭に正式招待されるなど、日本に先駆けて海外で上映されている。
『夏、至るころ』倉悠貴 (C)2020「夏、至るころ」製作委員会
『夏、至るころ』石内呂依 (C)2020「夏、至るころ」製作委員会
主人公の翔を演じるのは、映画初主演の倉悠貴。また、泰我を2012人のオーディションから選ばれ、本作でデビューを果たす新人・石内呂依が演じる。そのほか、謎の少女・都役でさいとうなり、翔の父親役で『ガチ☆星』の安部賢一、同じく母親役で杉野希妃、祖父役でリリー・フランキー、祖母役で原日出子、主人公に影響を与える教師役で高良健吾、ペットショップの店長役でミュージシャンの大塚まさじらがキャストに名を連ねている。
『夏、至るころ』 (C)2020「夏、至るころ」製作委員会
『夏、至るころ』 (C)2020「夏、至るころ」製作委員会
『夏、至るころ』 (C)2020「夏、至るころ」製作委員会
日本公開に寄せた池田エライザのコメントは以下のとおり。
池田エライザ(原案・監督)
池田エライザ
無邪気に夢を抱くことが、難しくなってきている昨今。時間が過ぎるたびに正体不明の焦りを感じるこのご時世を生きる若者に、深く共感しながらも、何かささやかな手助けは出来ないだろうかと考え、この作品をつくりました。私は諦めてしまっていた青春を、素敵な役者陣が見せてくれました。生まれてはじめての感情に触れた瞬間に立ち会わせてもらえたことがなによりも幸せでした。この機会に感謝しています。たくさんの方々のお力添えのもと、穏やかで希望が湧いてくる映画ができました。12月、世界がどうなっているかまだ想定はつきませんが、皆様にお届けできる日が楽しみです。
『夏、至るころ』12月4日(金)全国順次ロードショー。渋谷ホワイトシネクイント、ユナイテッド・シネマキャナルシティ 13 他。