オアシス『モーニング・グローリー』が25周年

2020.10.9
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音楽

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オアシス(Oasis)のセカンド・アルバム『モーニング・グローリー 原題:(What’s The Story) Morning Glory?』が、2020年10月2日に発売から25周年を迎えた。

オアシスとして最大の商業的成功を収めたこのアルバムは、1995年10月2日に発売されイギリスでは最初の1週間に347,000枚以上を売り上げアルバム・チャート累計10週の1位を獲得し、470万枚以上のセールスを記録。世界中では2200万枚の売上を記録しているというモンスター・アルバムで、歴史に燦然と輝く名盤として今でも多くのロック・ファンに聴き継がれている。

 

25周年にあわせたタイミングで、インターネットを使ったイベントを行っているが、その一環として多くの映像がバンドのオフィシャルYouTubeチャンネルで公開されている。

まずは、「オフィシャル・アルバム・プレイバック」と題し、『モーニング・グローリー』全編の映像が公開されている。このアルバムからは多くのシングルが切られ、ビデオクリップも多く作られてはいるが、それ以外の楽曲はリリック・ビデオを作成し、アルバム1枚を通して映像で見ることができるというもので、25周年の当日、10月2日に公開となった。

 

この25周年を記念する企画に唯一関わったノエル・ギャラガーが、『モーニング・グローリー』をレコーディングしたスタジオであるロックフィールドへ25年ぶりに再訪する約30分のドキュメンタリー「Return To Rockfield」も公開されている。あの「ボヘミアン・ラプソディー」を含むクイーンの名盤『オペラ座の夜(原題:Night at the opera)』をはじめ多くの歴史的名盤が録音されたことで名高いロックフィールドのコントロールルームで、制作当時を振り返るとう内容だ。

 

そして、ノエルがアルバムを1曲ごとに全編を振り返るという、「モーニング・グローリー トラック・バイ・トラック」も公開されている。この25分のインタビューは、『モーニング・グローリー』の楽曲の制作秘話を1曲ずつ語るというもの。

 

この25周年にあわせて『モーニング・グローリー』の2枚組アナログ盤も発売されている。これは、シルヴァーのカラー・ヴァイナルと、ピクチャーディスクの2種類でどちらもバンドのオフィシャル・サイトで購入が可能。


 

また、このアルバムから「Wonderwall」「Don't Look Back In Anger」「Champagne Supernova」のミュージック・ビデオがHDリマスター化され、高画質高音質に蘇っている。
 

 
 

 

なお、9月25日(金)から遂に日本で、ボーカルのリアム・ギャラガー(Liam Gallagher)がソロ・アクトとして復活するまでを描いたドキュメンタリー映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ(Liam Gallagher: As It Was)』が公開されている。

 

リアムは、この『モーニング・グローリー』25周年のプロジェクトには全く関わっていないようで、例によってSNSを通じてプロジェクトに唯一関わっている兄のノエルを攻撃している。

このお馴染みの兄弟喧嘩も含め、『モーニング・グローリー』25周年の企画は盛り上がりを見せている。