演出家・俳優の池畑暢平主宰のS・T・B企画第一弾、舞台『エモ・ロス Emotion・Lose』の劇場公演が決定
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2020年11月18日(水)~22日(日)オメガ東京にて、S・T・B企画第一弾 舞台『エモ・ロス Emotion・Lose』を上演することが発表された。
本作は、朗読劇『Greif』シリーズ、杉本彩、鳥居みゆき出演舞台『それでも、愛』やオンライン朗読劇などの演出を手掛け、榎木孝明の主演映画『みとりし』などに出演、俳優としても活躍している池畑暢平が、映画、舞台など幅広いエンターテイメントを企画、発信していくS・T・B企画を立ち上げ、その第一弾の公演となる。
池畑暢平
当初、本作は9月10日~9月13日生配信公演として企画されていたが、稽古初日を迎える前に本公演関係者の中から発熱の報告があり、配信公演は中止となった。だが、この度、念願の観客を入れたステージでの公演が実現し、スタッフ、キャスト共々、観客が満足の行く舞台を目指して行くとのこと。
物語は、突然始まった原因不明の心の病“無感情症”この病は感染するとういう噂が流れだした…感染し、感情を無くした妻、感情を無くした息子に夫であり、父である男は、愛する家族を救うことはできないのか……というもの。
脚本・演出は、デビュー作品『こぼれる月』(2003)が各国の国際映画祭で脚光を浴び、同作品はフランス・ドービルアジア映画祭ではDVコンペティション部門でグランプリを受賞。以降映画、DVDシネマ、テレビドラマの演出を手がけ、舞台も積極的に行っており、実際に起きた事件をモチーフに描いた『ひかりをあててしぼる』などを演出している、坂牧良太。
キャストには、映画『お嬢ちゃん』に出演の伊藤慶徳が、家族を無感情症に奪われる並木洋亮を演じる。息子、健太役に、TVドラマ『コンフィデンスマンJP 運勢編』などに出演している若手俳優の森希翔。隣家に住む精神科医の夫、正平役に本作のプロデューサーでもある池畑暢平が役者として参加。正平の妻、芽衣役にモデルとして、多数の広告、CMに起用される他、今泉力哉監督『愛がなんだ』に出演するなど、女優としての活動も注目されている坂本ちえが演じる。
伊藤慶徳
森希翔
坂本ちえ
その他の出演者に、映画『人数の町』、TVドラマ『半沢直樹』、CMなどで活躍の宇田川さや香。 BS-TBS「最旬!トレンドサーチ」リポーターやSHOWROOMの配信、舞台出演など幅広く活動中の女優、吉田れいな。その他、うみぐちうみ、あいだあい、木村佳奈枝、松田崚汰らも出演。
宇田川さや香
吉田れいな
うみぐちうみ
あいだあい
木村佳奈枝
松田崚汰
愛。噂。感染。そして差別。それは目に見えるものだけでなく、心の中にも潜んでいることをテーマにし、こんな時代だからこそ、もう一度人間の本質を本公演を通して伝える。
2025年。世界で心の病の罹患率が一気にあがった。少し前に世界的に起きた大恐慌のせいではないかと言われた。日本でも心の病は社会問題になりつつあった。感情がなくなるということからこの症状は「無感情症」と言われた。患者を検査しても原因不明。ただひとつ解っているのは、無感情症と診断されたほとんどの患者が心の病を患っていたという事だった。やがてとある病院の精神科で次々と無感情症患者が出るようになった。この無感情症は感染するのではないかという噂が流れ始め。世間は静かに心の病の患者達を遠ざけるようになった。都心にある住宅街。3件の同じモデルの狭小住宅が並んでいる。101号の並木家。夫の洋亮はサラリーマンである。世界恐慌を乗り越えた会社で家族は妻の千尋と来年受験を控える一人息子の健太。だがある日、健太がひきこもりになり暴れるようになる。暴走する健太。思い詰めた洋亮は健太との心中を決心する。決行の日、健太の部屋に入る洋亮。だが健太にはなんの反応もなかった……。
公演情報
会場:オメガ東京 東京都杉並区上荻2丁目4−12
プロデューサー:池畑暢平
協力:アイエス・フィールド/生島企画/エムズエンタープライズ/スペースクラフト/ツインプラネット/DOMO/BBE/ウィルビー
前売り¥3500 当日¥4000 初日割・リピート割¥3000
アーカイブ配信:¥3000 ※12月上旬にvimeoにて配信予定
https://ticket.corich.jp/apply/109365/100/