LiSAも登場! 『レインボーシックス Japan Championship 2020』総額1,500万円を懸けた熱戦をレポート

2020.10.19
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NTTドコモとユービーアイソフトは10月17日(土)と18日(日)、幕張メッセで、タクティカルシューターゲーム『レインボーシックス シージ』(以下、R6S)の国内最強チームを決めるeスポーツ大会『レインボーシックス Japan Championship 2020』の決勝ラウンドを開催した。本稿では、グランドファイナルが行われた18日の模様をお伝えしていきたい。

『R6S』は、ミリタリー作家、トム・クランシー原作の『レインボーシックス』を題材とした対戦型タクティカルシューターゲーム。「シージ」(Siege=包囲)とある通り、広大なステージではなく、限られた室内空間で5対5のチームに分かれて包囲戦を繰り広げるのが特徴。2015年12月にユービーアイソフトより発売され、全世界のプレイヤー数は6,000万人を突破する。

本大会は、『R6S』の日本王者決定戦。R6S 国内大会最高額となる総額1,500万円の賞金(優勝1,000万円、2位300万円、3位100万円、4位50万円、5位タイ/4チーム12万5,000円)と、優勝チームに与えられる2021年開催の世界大会に向けたリーグ戦「APAC North 2021」の入れ替え戦出場権をかけて、日本全国から約200のチームがオンライン予選に挑み、勝ち抜いた8チームが、今回の決勝トーナメントへ進出した。

18日決勝DAY2では、前日の決勝DAY1を勝ち残った「FAV gaming」「GUTS Gaming」「エヴァ:e」「CYCLOPS athlete gaming」が激突した。準決勝1回戦「FAV gaming  vs  GUTS Gaming」は、「FAV gaming」の勝利。続く準決勝2回戦「エヴァ:e vs CYCLOPS athlete gaming」は、3時間余りの熱戦を制して「CYCLOPS athlete gaming」が勝ち進んだ。

この日は無観客での開催。本来であればギャラリーの歓声にかき消されるはずの選手の一喜一憂が、会場全体に響き渡る。

準決勝後のインターバルには、大会公式ソング「play the world! feat.PABLO」を歌う歌手のLiSAが登場。R6Sを意識したミリタリールックな衣装を身にまとい、決勝大会ステージで事前収録したパフォーマンス映像を届け、配信を見守るファンを魅了した。

LiSAは、大会特別配信番組に出演したお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史と原西孝幸、プロゲーマーのけんきと共に囲み取材に応じた。

LiSA、FUJIWARA(藤本敏史、原西孝幸)、けんき

LiSA

FUJIWARA(藤本敏史、原西孝幸)

大会公式ソングを歌唱するにあたってLiSAは、「選手の皆さんの戦いをたくさん見させていただいた」という。「play the world!」=「この世界を遊びつくせ」という表題及び歌詞には、「こういう状況だからこそ、たくさんの方に自分のやりたいことを貫いてほしいと想いを込めました」と説明。また、自身のステージパフォーマンスについては「選手の皆さんが今日このステージで、最後まで自分らしく本気の戦いが出来ると良いなという気持ちでした」と振り返った。

LiSA

けんきは、本大会の意義を「『R6S』において強豪国に比べ劣っている日本が、世界に挑むために磨き上げた技術の集大成を出す場」と説いた。そのうえで、この日の試合を観戦して、「世界と戦えるレベルになっていると感じている」と日本勢の成長に太鼓判。今大会の優勝賞金「1,000万円」に関しては、「賞金額が上がったのは、eスポーツが日本で広く普及するきっかけになる。昔は優勝賞金5万円で、勝ったらみんなで1万円ずつ分け合っていた。その時代を考えるとうれしい」と素直に喜んでいた。

けんき

その後、「FAV gaming vs CYCLOPS athlete gaming」のグランドファイナルへ。ルールは5回戦い3本先取したほうが勝ち。1戦目はラウンドスコア8-6、2戦目はラウンドスコア8-7で、いずれもCYCLOPS athlete gamingが辛勝した。

そして、迎えた3戦目。これまでの接戦が嘘のように、CYCLOPS athlete gamingがFAV gamingを翻弄し、ラウンドスコア7-2で勝利。こうして9月19日の予選から約1か月間続いた激闘は、CYCLOPS athlete gamingの優勝によって幕を閉じた。

CYCLOPS athlete gaming

CYCLOPS athlete gaming

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