福山潤「再び機会を頂けたことに大変感謝いたしております」　ラジオ『川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選』で司馬遼太郎作品を朗読

人気男性声優が文豪司馬遼太郎作品の朗読に挑むラジオ番組『川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選』に出演する福山潤のキャストコメントが到着した。朗読作品は『奇妙なり八郎』で、11月7日（土）から12月19日（土）まで全7回にわたり放送される。

『川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選』
SEASON 9 第二作
福山潤 VS 司馬遼太郎『奇妙なり八郎
【放送局】OBCラジオ大阪、TBSラジオ 2局同時放送（radikoでも聴取可能）
【放送期間】11月7日～12月19日 全7回放送）

【コメント】福山潤「再び機会を頂けたことに大変感謝いたしております」

（当作品は）幕末の明治維新につながる激動の時に生きる英雄になり損ねた男の物語。主人公の清河八郎が手にした七星剣が非凡な才覚を持つ彼の野心を後押しし 風雲の時代ならばこその驚きの物語を展開します。非凡である事を自覚し、凡人を視界に入れない清河の傲岸な性格と女性に対する情と優しさの落差が英雄然としている清河の人間性を魅力的に感じさせてくれます。新選組が出来る流れも体験しながら、清河の野心の結末をお楽しみいただければ幸いです。

『川口技研Presents司馬遼太郎短篇傑作選』に出演させて頂きますのは（SEASON8で演じた作品）「海仙寺党異聞」から二回目になります。 時代小説の朗読に説得力を持って出来るようになりたいと考えていた自分には貴重なまたとない機会を頂いたと思っていました。 それが再び機会を頂けたことに大変感謝いたしております。

私の主戦場となりますアニメーションのフィールドでは現代またはファンタジーの世界が舞台となる事が多く、時代小説のもつ日本語の言葉運びや語彙、馴染みが薄いが故に難しくはありました。しかしその口に発することの難しさが、 なんとも心地よく朗読する醍醐味を感じさせてくれます。私自身まだまだ未熟ではありますが、聞いていただく皆様に物語へ没頭頂けるよう朗読させて頂きました。

今回私は、『奇妙なり八郎』の朗読を担当させて頂きました。楽しんで頂くのは聞いていただく皆様なのに、朗読している私が先ず楽しんでいました。司馬時代小説の世界に多くの方々が触れて頂けますと幸いです。

同番組は、OBCラジオ大阪をキーステーションにTBSラジオとの同時放送中で、今年10月から第9期（SEASON9）の放送がスタート。今期も初参戦を含む豪華声優陣の出演が既に決定しており、総勢8名の役者がひとり一作品ずつ、計8タイトルの朗読に挑戦していく。

『奇妙なり八郎』あらすじ

主人公は幕末の志士、清河八郎。庄内藩に生を受け遊学の志を抱えて江戸に出る。北辰一刀流の開祖・千葉周作の道場で免許皆伝を受け、昌平坂学問所に学んだ文武兼備の清河。25歳で開いた文武指南の私塾「清河塾」は多くの門徒を抱えた。尊皇攘夷の志で有志と行動を共にするある日、清河は幕府の手先を無礼討ちして追われる身となる。己の大志の実現のために権謀術数をめぐらす八郎。時に強引で智謀浅短にすら見える策のひずみは新選組を生む契機にもなった。 激動の幕末を信念不抜に生きたひとりの志士の生き様を福山潤さんの朗読でお届けします。

番組はradikoでも楽しむことができる。また、放送1週間後までタイムシフト視聴も可能。声優・福山潤 VS 文豪司馬遼太郎の真剣勝負をお聞きのがしなく。