ポルカドットスティングレイ×神風動画、コラボレーションふたたび 実写とアニメーションが交差する「化身」MVを公開
「化身」MVより
12月16日(水)にリリースされるポルカドットスティングレイのニューアルバム『何者』から、リード曲「化身」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
ポルカドットスティングレイ
『何者』は、ポルカドットスティングレイの3rdフルアルバム。そのリード曲である「化身」のMVでは、TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』オープニングや、アニメーション映画『ニンジャバットマン』などで知られる制作会社・神風動画とのコラボレーションが実現。神風動画は、2019年にNHK『みんなのうた』内でオンエアされていた「トゲめくスピカ」でもアニメーション制作を手掛けていた。今回は、ポルカドットスティングレイの雫が企画・シナリオ、映像ディレクターの倉橋拓也氏(Quark tokyo)が監督、水﨑淳平氏 (神風動画)がクリエイティブ・ディレクターを担当。映像では、疾走感あふれる楽曲に合わせて、実写とアニメーションとが交差している。
なお、楽曲には、3月にリリースされた「JET」にもゲスト参加したちゃんMARI(ゲスの極み乙女。)がキーボードで参加。各音楽サービスにて配信もスタートしている。
「化身」配信ジャケット
ポルカドットスティングレイ・雫、神風動画・水﨑氏のコメントは以下のとおり。
雫(ポルカドットスティングレイ)
「何者」というアルバムのリード曲「化身」、こんなにブチかました曲になったんだから、MVも圧倒的なものにしないとダメでは?
ということで、初のアニメMVを「トゲめくスピカ(NHKみんなのうた2019年12月-1月放送)」でご一緒した神風動画さんにお願いしました。
気合いの企画を持ち込みましたが結構ダメ元だったので、水﨑さんにOK頂いたときは「マジ…?」ってなりました。本当に感謝しています。
夏に制作を始めてからというもの、壁は結構高く単に別々に作ったような実写とアニメを繋ぎ合わせただけになってもダメだし、アニメと共存した時に実写がショボく見えてもダメ…
実写とアニメを同じ世界線に見せるにはどうしたらよいか?チーム一丸となって試行錯誤し、渾身のMVに仕上がっています。
実写パートもいつもの監督のクラハシさんとかなり頑張って仕上げましたが、それでもやっぱり神風動画は圧倒的で、最終的には「すげえな…」しか感想が出てきませんでした。
自らがクリエイティブの化身となり、ポルカとは何者なのか、世界に見せつける作品です。
水﨑淳平(クリエイティブディレクター/神風動画)
化身MVでの課題「実写とアニメの一体化」に出した答えは“感覚の融合”です。
雫さん自らが強い覚悟を持って神風動画に来られたことでこれはいける!となりました。
まずクラウドで透明化された制作管理ツールで実写・アニメチームでのクリエイティブは共有され、その基礎は雫さん自ら用意されたものということで驚き、コロナ禍ですり合わせ時間が取れない中で出したキャラクターに雫さん自らが髪色などのビジュアルを寄せてくるなど、こんなにアニメの世界に入ってきたアーティストは彼女しか知りません。
こちらでも雫さんと世代の近いアニメクリエイター2名が勇気を持って監督に名乗り出てくれたことがMV参加への決め手となり “感覚の融合”が実現した現場で最後まで駆け抜けました。
このMVがファンの皆様にどのように届くのかとても楽しみです。