アンドレア・ボチェッリ、ニュー・アルバム『Believe~愛だけを信じて』がついに発売 配信コンサート『Believe in Christmas』の開催も決定
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テノール歌手、アンドレア・ボチェッリが、2年振りとなる待望のニュー・アルバム『Believe~愛だけを信じて』を2020年11月18日(水)にリリースした。
グラミー賞27回受賞のレジェンド、アリソン・クラウスや世界的なメゾ・ソプラノ歌手であるチェチーリア・バルトリとの共演に加えて、ボチェッリと長年共演してきたエンニオ・モリコーネが死の1か月前に作曲したという未発表曲「インノ・スッスラート」、レナード・コーエンの名曲「ハレルヤ」やリチャード・ロジャースによる永遠のスタンダード「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン」など、バラエティに富んだ楽曲を収録した意欲作だ。
スティーヴン・マーキュリオやハイドン・ベンダルとの共同プロデュースとなった本作は信仰、希望、思いやりなど精神的なテーマを探求する内容で、魂を癒す音楽の力に焦点を合わせているとのこと。
アルバムについて、ボチェッリは「『Believe~愛だけを信じて』に収録されている曲目は、ここ数年にわたる私のこころの歩みの記録であり、その歩みや、たゆまぬ成長につながるものでした。この新しいアルバムには、新しい道を切り拓く必要があるというメッセージがつまっています。控えめで、不完全で、主観的かもしれませんが、魂に訴えかける曲目を集めました。これらの曲を聞くことは、自分の内面と向かい合うきっかけとなり、自分の内面が語りだすことに耳を傾けることにもつながるでしょう」とコメントしている。
また、アルバムのリリースを記念し、日本時間12月13日(日)18時に配信コンサート『Believe in Christmas』を開催することも決定した。シルク・ド・ソレイユを大成功に導いたことで知られる世界的演出家フランコ・ドラゴーヌによるディレクションのもと、パルマ王立劇場から数々のスペシャルゲストを交え、クリスマスにふさわしく華々しい内容となる予定だ。
11月20日(金)から販売開始となり、現状アーカイヴ配信は予定されておらず、リアルタイムでの視聴がこのコンサートを体験出来る唯一の方法とのこと。まずはアルバム『Believe~愛だけを信じて』を堪能しつつ、12月のコンサート『Believe in Christmas』で、2020年をボチェッリと共に締めくくろう。
アンドレア・ボチェッリ (C)MARCO FUMAGALLI