富司純子、シム・ウンギョン、鈴木京香、チャン・チェン……家族と訪問者たちの思いを映し出す　映画『椿の庭』予告編を公開

富司純子とシム・ウンギョンがW主演を務める映画『椿の庭』が4月9日（金）に公開されることが決定。あわせて、予告編が解禁された。

サントリー、資生堂、TOYOTAなど数多くの広告写真を手がけてきた写真家・上田義彦氏が初めてメガホンをとった映画。椿が咲き誇る一軒の家に住む絹子（富司純子）と絹子の娘の忘れ形見である渚（シム・ウンギョン）、そしてそこを訪れる人々の一年間を描いた作品だ。富司は、本作で16年ぶりの映画主演を果たすほか、共演に鈴木京香、チャン・チェン、田辺誠一、清水綋治らが名を連ねている。

解禁された予告編は、絹子と渚が食卓で「いただきます」と食事を始めるシーンからスタート。絹子の娘・陶子（鈴木京香）との語らいの時間も切り取られているほか、絹子の夫が亡くなった後にやってきた黄が、家を手放すことを提案する場面も。古い友人に「もし私がこの家から離れてしまったら、ここでの家族の記憶や、そういうもの全て、思い出せなくなってしまうのかしら」と不安を吐露する絹子や、亡き母を想い「お母さん、最後に日本語で『ごめんなさい』って言ったの。だから私、ここにいるの」と心情を吐露する渚など、それぞれの思いが映し出されている。なお、劇中での富司の衣装は、全て自身が所有する着物を着用しているとのこと。

 

『椿の庭』は4月9日(金)、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。