ダンサー・振付家の捩子ぴじんが主宰するダンスカンパニーneji&co. がオンライン配信を開始

2021.1.20
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舞台

写真:前谷開

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ソロとして活動してきたダンサー・振付家の捩子ぴじんを中心に結成され、2020年より京都を拠点に活動を開始したダンスカンパニーneji&co.が立ち上げ公演にて発表した新作neji&co.『Sign』、梅田哲也『ドレスコード』の映像配信を開始する。

撮影は、2020年7月コロナ禍の中で発表された配信企画『プレイタイム』(構成・演出:梅田哲也、演出・美術:杉原邦生)にて、眠っている劇場が再び動き出していく様を鮮やかに描き出した渡邉寿岳が担当。劇場の客席からとは異なる視点で楽しめるものとなっている。

写真:前谷開

写真:前谷開

写真:前谷開

【プロフィール】

■neji&co. (ねじあんどこー)

ダンサー・振付家、捩子ぴじんを主宰とするダンスカンパニー。未来への展望を得るための振付として設立され、2020年より京都を拠点に活動する。

■捩子ぴじん

ダンサー・振付家・neji&co.主宰。2004年まで舞踏カンパニー・大駱駝艦に所属する。舞踏で培われた身体を元に、自身の体に微視的なアプローチをしたソロダンスや、ダンサーの体を物質的に扱った振付作品を発表する。2017年より京都在住。生活にダンスの杭を打つべく “ダンサーズ”を主催し、定期稽古を継続する。2011年、横浜ダンスコレクションEX審査員賞、フェスティバル/トーキョー公募プログラムF/Tアワード受賞。2016年、Our Masters土方巽「異言/glossolalia」キュレーター。2021~2023年度THEATRE E9 KYOTOアソシエイトアーティスト。

■梅田哲也

建物の構造や周囲の環境から着想を得たインスタレーションを制作し、美術館や博物館における展覧会の他に、オルタナティブな空間や屋外において、サイトスペシフィックに作品を展開する。パフォーマンスでは、普段行き慣れない場所へ観客を招待するツアー作品や、劇場の機能にフォーカスした舞台作品、中心点をもたない合唱のプロジェクトなどを国内外で発表。また先鋭的な音響のアーティストとしても国際的に知られている。近年のパフォーマンス作品に「Composite: Variations / Circle」(Kunstenfestivaldesarts 2017、ブリュッセル、ベルギー)、「INTERNSHIP」(国立アジア文化殿堂、光州、韓国、2016年/TPAM 2018、 KAAT神奈川芸術劇場ホール)など。近年の展覧会に「リボーンアート・フェスティバル」(石巻、2019年)、「東海岸大地藝術節」(台東、台湾、2018年)、個展では「うたの起源」(福岡市美術館、福岡、2019-2020年)「See, Look at Observed what Watching is」(Portland Institute for Contemporary Art、ポートランド、米国、2016年)がある。2019-2020年度セゾン・フェロー。

配信情報

『Sign』
振付|捩子ぴじん
出演|大谷悠 捩子ぴじん 畑中良太 御厨亮
 
『ドレスコード』
振付|梅田哲也
出演|捩子ぴじん
 
配信開始:2021年1月25日(月)0:00〜
料金:1,000円(購入日から1週間視聴可能)
言語:日本語音声、英語字幕
上映時間:35分
撮影:渡邉寿岳
 
Vimeoオンデマンドにて配信
 
【収録公演詳細】
2020年11月20日(金)~22日(日) THEATRE E9 KYOTO(京都)
【作品概要】
 
ダンスカンパニー neji&co.『Sign』/ 梅田哲也『ドレスコード』
『Sign』は、動きや出来事が起こる前兆として形を読むことをテーマに制作されました。コロナ禍によって滞留した時間を前に進めるかのように忙しなく動き続ける体と、短時間に凝縮された数多くの身振りによって構成されたダンス作品です。
『ドレスコード』は梅田哲也に委託した捩子ぴじんソロ作品です。美術館や劇場だけではなく、オルタナティブな空間や屋外において、幅広く展示やパフォーマンス作品を制作する梅田哲也の仕事は、会場の条件を読み替え、人や物の導線に介入します。それらはまさに振付と呼べる仕事であると同時に、振付という言葉の意味を拡張します。
 
公式サイト:http://nejiandco.com/
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