草笛光子・串田和美・池田鉄洋・小島聖でオルビーの『海の風景』を上演!
草笛光子、串田和美、小島聖、池田鉄洋
『ヴァージニアウルフなんかこわくない』で知られる現代アメリカ演劇界の生ける伝説エドワード・オルビー。彼が書き下ろし、1975年にピューリッツァー賞を受賞したこの作品は、オルビーの単なる文学的な遊びではなく、日常の恐怖や未知な危険なものに直面する勇気が描かれている。
2組の夫婦の対話を通し、我々が送る家庭生活は賢明なのか、人類に明るい未来はあるのか、という深刻な命題を、オルビーが大いに笑わせながら提示する傑作戯曲だ。
出演は、草笛光子、串田和美という日本演劇界を牽引してきた2人の初顔合わせに加え、池田鉄洋、小島聖と個性派キャストが集結。異色の顔合わせで贈る大人のファンタジーである。
2016年春、松本公演を皮切りに、東京、神奈川、兵庫、能登での公演を予定している。
2016年春、松本公演を皮切りに、東京、神奈川、兵庫、能登での公演を予定している。
太陽が燦々とふりそそぐ海辺の砂浜。
子育ても終わり、自由になった喜びに満ち、なんとか「これからの自分たち」に夫の気を向かせようと必死の妻ナンシー(草笛光子)。一方、リタイアし、余生をゆっくりと過ごしたい夫チャーリー(串田和美)には一向に受け入れてもらえない。そこへレスリー(池田鉄洋)とセアラ(小島聖)という若い夫婦が登場し、2組の夫婦の奇妙な会話が始まる。
〈公演情報〉
まつもと市民芸術館+地人会新社
『海の風景』
作◇エドワード・オルビー
翻訳◇鳴海四郎
演出◇串田和美 木内宏昌
出演◇草笛光子、串田和美、小島 聖、池田鉄洋
●2016/3/26~30◎まつもと市民芸術館 実験劇場
〈お問い合わせ〉まつもと市民芸術館 0263-33-3800
●2016/4/3~10◎シアタートラム
〈お問い合わせ〉地人会新社 03-3354-8361
●2016/4/14~17◎KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
★その後、兵庫県立芸術文化センター・能登演劇堂公演あり