野村萬斎が総合演出を務める『狂言劇場 その九「法螺侍」「鮎」』の上演が決定

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2021.2.12
(左から)野村萬斎、野村万作、野村裕基

(左から)野村萬斎、野村万作、野村裕基


2021618()627(日)世田谷パブリックシアターにて、『狂言劇場 その九「法螺侍」「鮎」』の上演が決定した。

世田谷パブリックシアター芸術監督を務める野村萬斎により、古典芸能という枠にとどまらず「“舞台芸術=パフォーミングアーツ”としての狂言」というコンセプトに基づき、2004年にスタートしたシリーズ『狂言劇場』。今回は、狂言劇場には初登場となる「法螺侍」と「鮎」の2作品が新たな配役と演出で世田谷パブリックシアターに立ち上がる。

公演情報

『狂言劇場 その九「法螺侍」「鮎」』
 
【総合演出】野村萬斎
【出演】野村万作 野村萬斎 石田幸雄 野村裕基 ほか万作の会
【日程】2021年6月18日(金)~6月27日(日)
【会場】世田谷パブリックシアター
Aプログラム:「法螺侍」ほか
原作・W.シェイクスピア「ウィンザーの陽気な女房たち」
作・高橋康也演出・野村万作
イギリスのシェイクスピア劇「ウィンザーの陽気な女房たち」を題材にしたオペラ「ファルスタッフ」をもとに、新しい狂言作品として作られた狂言。主人の悪だくみを知った太郎冠者と次郎冠者が、皆で協力して主人を懲らしめます。
「どうどう、けろけろ、どうぢやいな」というはやし言葉の繰り返しが、演じる人と見る人両方を物語世界の中に引き込みます。
これまで野村万作が演じてきた洞田助右衛門を、今回初めて野村萬斎が挑む配役にもご注目ください。
 
Bプログラム:「鮎」ほか
作:池澤夏樹
演出・補綴:野村萬斎
国立能楽堂委嘱作品
2017年国立能楽堂で初演された「鮎」。作家の池澤夏樹氏と作、演出・主演を狂言方和泉流野村萬斎がつとめ作られた狂言。
池澤氏が海外の民話をもとにして描いた短編小説「鮎」(短編集『骨は珊瑚、眼は真珠』所収)を狂言として創作された。小吉はひきつづき野村萬斎が演じます。
 
※プログラムは公演回により異なります。(AプログラムとBプログラムの同時上演ではございません)
公演スケジュールは決定次第劇場HPにてご案内いたします。
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