長澤まさみが仲野太賀への“絶大な信頼”を語る　映画『すばらしき世界』メイキング＆本編映像を公開

公開中の映画『すばらしき世界』から、長澤まさみにフォーカスしたメイキング映像が解禁された。

『すばらしき世界』は、『ディア・ドクター』『永い言い訳』などで知られる西川美和監督の最新作。実在の人物をモデルとした佐木隆三氏の小説『身分帳』（講談社文庫刊）を原案に、舞台を約35年後の現代に置き換えて脚本・映画化した作品だ。劇中では、長期間の刑期所での服役を終えた男がやり直そうとする姿を、若きテレビマンの視点を通して描いている。元殺人犯・三上正夫を役所広司が演じているほか、三上にすり寄る若手テレビディレクター・津乃田役で仲野太賀、TVプロデューサー・吉澤役で長澤まさみが出演している。

長澤が演じた吉澤は、若手テレビマン・津乃田に三上を番組のネタにさせようと画策する、やり手プロデューサーという役どころ。解禁されたメイキングでは、長澤が「絶大なる信頼が太賀くんにはあるから。それでできるかなと思えた、いなかったらできなかったかも笑」と、西川監督に語る様子が収められている。また、映像の後半では長澤と仲野の共演シーンを公開。

極道の世界に身を置き、再犯を重ねた三上に対し、津乃田は「悪いことしてるって感覚ないんですか？」と質問する。すると、三上は迷うことなく「ないねぇ。あんたも、誰かが褒めてくれる場所におりたかろう？」と答える。そんな映像を見た吉澤は、「もう最高じゃん」と笑みを浮かべ、津乃田の膝にそっと手を置くのだった。吉澤の意味深な行動と、困惑する津乃田の姿が印象的なシーンだ。

『すばらしき世界』は公開中。