第10回乙女文楽公演、イープラスStreaming+にてアーカイブ配信を実施

2021年1月23日（土）～24日（日）に実施された『第10回乙女文楽公演』が、イープラスStreaming+にて、アーカイブ配信される。（一部配信中）

「文楽」はユネスコの「無形文化遺産」にも登録された日本を代表する伝統人形芝居で、1体の人形を3人で操ることで、感情やしぐさを繊細に表現するが、それに対し「乙女文楽」は、1人の人形遣いによって演じられる。大正末から昭和初期に文楽の人形遣い五世桐竹門造らによって誕生し、1人で遣うために、人形の仕組みと操り方にさまざまな工夫がなされ、女性ばかりで演じられる華やかな舞台もみどころとなる。

今回の演目は、乙女文楽ではおなじみの『壷坂霊験記』と、定期公演で初演して以来好評の『本朝廿四孝』(奥庭狐火の段)となり、『壷坂霊験記』はWキャストによるAプログラムとBプログラムを同時公開する。1月の公演では、感染対策による時間短縮のため２場面を２日に分けたが、配信では２場面を通して１本で観ることができる。

この機会に、自宅で乙女文楽を楽しんでみてはいかがだろうか。