カーベル伊藤&大谷晋二郎が新団体の旗揚げを宣言もVOODOO-MURDERSが襲撃し罵詈雑言!「お前は金の臭いしかしない腫れ物だ!」
3月17日、東京都・靖国神社にてプロレスリングZERO1が今月27日に開催する『第19回奉納プロレス・大和神州ちから祭り~プロレスオールスター 大チャリティー祭り~』についての公開記者会見が行われ、大谷晋二郎&カーベル伊藤から『カーベル・プロレスリング(仮)』の発表が行われた。
株式会社カーベルは『新車市場』『100円レンタカー』『ペットの旅立ち』『コレCARラ』を手掛け、全国で900店舗の加盟店を展開。創立15年目にして年商70億円を誇る急成長中の企業。2017年9月より全日本プロレスとスポンサー契約を結んでいる。
そして、同社の社長である伊藤一正氏は、“カーベル伊藤”の名でオリジナルのマスクを被って闘う社長兼プロレスラー。2016年にメキシコでデビューしてからは全日本プロレスの地方大会を中心に数多の団体へ参戦しており、出身地である愛媛県で活動するローカル団体・愛媛プロレスでの四国統一タッグ王座戴冠、全日本プロレスでは昨年12月に大森隆男&ブラックめんそーれとともに全日本プロレスTV認定6人タッグの初代王者となった。
この日発表された『カーベル・プロレスリング(仮)』とは、大谷が以前より続けてきた全国で子どもたちにプロレスを見せていくチャリティー活動とその想いに共鳴したカーベル伊藤が加わる形で発足した新団体および新プロジェクト。
これは全国で900店舗の加盟店を持つカーベルグループのネットワークを活かし、今までZERO1が手の届かなかったエリアへの進出や資金提供を行って大谷と活動をともにしていくというものであり、昨年からコロナ禍にあえぎチャリティー大会数が激減していたZERO1に大きな助け船を出すものとなった。
なお、活動開始時期についてはコロナ禍が収まるのを待ってからであると発表があり、その機が訪れた際にはすぐに動けるよう準備を進めていくとのことだ。
カーベル伊藤は、「株式会社カーベルという会社の存在意義が『困っている人を助ける』『頑張っている人を応援する』。それを形にしてきて、15年目の会社です。今、ZERO1さん、大谷さん、すごく頑張ってます!さらに我が社の経営理念の1つに『子どもを守ろう』というものがあります。まさにピッタリの活動をしているのがZERO1さんです。僕はその方向性や、それを自ら陣頭指揮を執っている大谷晋二郎選手の熱い想いに惹かれ、お手伝いしたいと思いました」とその想いを語った。
対する大谷は、「カーベル伊藤選手と直接お話をして、『こんなに熱い気持ちを持っておられるのか!』と思い、『この人と一緒に活動をしていきたい!』と感じて動き始めました。カーベルさんの力も借りて今まで我々の手が届かなかった場所まで足を伸ばして、我々のイジメ撲滅・元気創造の想いを大きく大きく発信していけるよう、これから一生懸命活動していきたいと思います」とその理念を熱く語った。
しかし、ここにカーベル伊藤のZERO1参入に不満を持つヒール軍“VOODOO-MURDERS”の横山佳和&クリス・ヴァイスが乱入。
横山は「お前、この団体のスポンサーしてるらしいじゃねーかよ?金払って出てんだろ?なんの熱さも感じねーよ。ショッパイだけなんだよ、お前なんかよ!あと、大谷!どこに熱さ感じるんだよコイツに。金の臭いしかしねーだろ!正直に言えよ。金がほしいからコイツと組んでるんだろ?」と2人に罵詈雑言。
これに対しカーベル伊藤は「分かってないようだなぁ、オイ。プロレス、プロ野球、プロサッカー……プロスポーツは金がないと出来ないんだよ。お前は金を稼げるのか?」と怒りの正論をぶちまけ、大谷とともにVMへ襲いかかる。
横山が木刀を振り回して大谷を押さえる中、カーベル伊藤がクリスにエルボーを連打していくが、クリスはその怪力でカーベル伊藤をネックハンギングツリーで吊り上げてKO。
さらに横山は「他の団体が言えないこと言ってやるよ!お前はショッペーんだよ!腫れ物に触るようにみんな接してよ!誰一人言えねーんだろ?!金だよ、金!アイツは!」と暴言を吐いて去っていった。
その後、大谷が「カーベルさん、やりましょう!ああいった奴らを子どもたちの前でやっつける!それがカーベルプロレスです!」と叫ぶと、カーベル伊藤も「大谷選手はレスラーが目指す理想像だ。大谷さんと一緒に全国の子どもたちに僕たちの熱い想いを届けます!プロレスを通じて子どもたちに勇気や元気を与えられる、そんなレスラーはそうそういないですよ!その日本代表が大谷さんですよ!」と呼応し、2人はガッチリと握手を交わした。
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プロレスリングZERO1