『ディズニー・オン・クラシック ～夢とまほうの贈りもの』が開幕　『美女と野獣』や『ピノキオ』をはじめ、世界初披露の「オリジナル組曲」も

2021年5月15日（土）・16日（日）TACHIKAWA STAGE GARDEN（東京都立川市）にて、『ディズニー・オン・クラシック ～夢とまほうの贈りもの』が開幕した。本ツアーは新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を徹底した上で、6月25日（金）まで、全国にて全17公演が開催される。公演オフィシャルレポートと写真が到着した。

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『ディズニー・オン・クラシック ～夢とまほうの贈りもの』は、ディズニー音楽に焦点をあて、日本で誕生したライブエンターテイメント「ディズニー・オン・クラシック」と、数々の大ヒットアニメーション作品を生み出してきた「ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ」のコラボレーションによる新しいコンサート。永峰大輔を客演指揮者に迎え、 THE ORCHESTRA JAPANと二期会所属の日本人ヴォーカリストによる生演奏で、 全25曲が演奏されます。

 １曲目は、『ズートピア』より「トライ・エヴリシング」。まず、 オーケストラが手拍子をスタート！一瞬にして会場にリズムの一体感が生まれ、 これから始まるコンサートへの期待感が高まります。 そこへヴォーカリストたちもペンライトを持って登場。 色鮮やかな照明とウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが制作した映像にのせて、 守谷由香が歌うアップテンポナンバーが、 オープニングを飾ります。

ディズニーの黎明期を支えた、 9名の個性的で才能あふれる若きアニメーター“ナイン・オールド・メン”に焦点を当てたセクションでは、 世代を超えて今なお愛され続けている不朽の名作 『ピノキオ』 をフィーチャー。 “ナイン・オールド・メン”に敬意を表して 「星に願いを」 や 「困った時には口笛を」 など９曲を演奏。

鹿野浩史がシルクハットと杖を持ち、 軽快なステップで登場すると 「ハイ・ディドゥル・ディー・ディー」 をコミカルに歌い、 「ターン・オン・ジ・オールド・ミュージック・ボックス／星に願いを」 では、 坂下忠弘の温かく艶のある歌声と、 ヴォーカリストの美しいハーモニーが会場を包み込みます。

丁寧に描きこまれた背景や、 なめらかなキャラクターたちの動き。 当時のクリエイターたちが手間をおしまず、 愛情と情熱を作品に注ぎ込んだ様子が、 映像と音楽から伝わって来ます。

 
2021年3月に公開された最新作 『ラーヤと龍の王国』 からは、 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが制作した 「オリジナル組曲」 を、 特別映像とともに世界初披露！　強烈なビートが鮮烈な印象を与え、 叙情的な旋律に彩られた美しい映像と、 照明演出の融合は見どころの一つ。また、 プレゼンター ささきフランチェスコによる制作秘話や秘蔵映像も必見です。

第２部は、 東京ディズニーシー(R)︎「ファンタズミック！」 からスタート。 花火、 レーザー、 噴水、 ボートフロートなどを駆使し、 ディズニー・アニメーションの数々を、 ウォータースクリーンなどに投影し、 幻想的かつ壮大なストーリーを斬新な表現方法で魅せた、 伝説のナイトエンターテイメント。 イマジネーションを刺激する多彩なディズニー楽曲たちが、 映像と共に、 鮮明に甦ります。 オーケストラならではの迫力のサウンドでご堪能ください。

『モアナと伝説の海』 からは、 重厚なコーラスが物語の舞台である南太平洋の大海原を思い起こさせる 「タガロア・神への祈り」 、 モアナが冒険の海へと漕ぎ出す決意を、 田崎美香が伸びやかな歌声で歌い上げる 「どこまでも ～How Far I’ll Go～」 。

「オリジナル組曲」 では、 複雑なリズムと多彩な楽器を用いたパーカッション、 オーケストラの繊細かつダイナミックな演奏と、 物語の名場面がギュッとつまった特別映像をお届けします。

最後の演目は、 ディズニー・レジェンドのアラン・メンケン（作曲）とハワード・アシュマン（作詞）が手掛けた名作 『美女と野獣』 。

今井実希がベルを歌う 「朝の風景」 は、 歌と台詞で、 ベルがどんなヒロインなのかを楽しく紹介する、 ミュージカルナンバー。ルミエール役、 岩田健志がユーモアたっぷりに歌う 「ひとりぼっちの晩餐会」 では、 賑やかな楽しさが会場いっぱいに広がります。そして、 隠岐彩夏が胸にしみる優しい歌声で歌う 「美女と野獣」 、 スクリーンの映像と見事な照明演出が見どころの 「奇蹟の変身」 など、 主人公のベルに焦点をあてた７曲をお贈りします。

２時間半に及ぶコンサートは、 約100年のウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの歴史とその変遷を、 たっぷりと体感できるプログラムとなっています。